MDMとBYOD管理とは?
MDMとBYOD管理とは、業務で使う携帯端末を一元管理し、パスコード強制、暗号化、アプリ配布、紛失時の遠隔ロックやデータ消去を行う仕組み。私物端末を業務利用する場合は、業務領域と私的領域を分離して業務データだけを消去できるようにすることが要点になる。
ITパスポートの過去問では4回出題されています(2018年度〜2026年度)。
えむでぃーえむとびーわいおーでぃーかんり
MDMとBYOD管理の意味
業務で使う携帯端末を一元管理し、パスコード強制、暗号化、アプリ配布、紛失時の遠隔ロックやデータ消去を行う仕組み。私物端末を業務利用する場合は、業務領域と私的領域を分離して業務データだけを消去できるようにすることが要点になる。
MDMとBYOD管理の具体例
端末紛失の申告を受けたら遠隔ロックし、一定時間内に発見できなければ業務領域のみを消去する。私物端末では個人の写真を消さないよう業務コンテナだけを対象にし、業務アプリからのコピー&ペーストを外部アプリへ許可しない設定を配布する。
MDMとBYOD管理は試験でどう引っ掛けられる?
私物端末の全消去は私的財産と個人データを毀損するため、同意なく実施すると紛争になる。BYODでは技術的対策と同時に、利用規程と同意の取得が前提条件になる点が問われやすい。
MDMとBYOD管理と関連する用語
MDMとBYOD管理が出た過去問
BYODの説明として、適切なものはどれか。
正解:企業などにおいて、従業員が私物の情報端末を自社のネットワークに接続するなどして、業務で利用できるようにすること
要点:BYODは私物端末の業務利用。管理策と規程が前提
従業員が個人で所有する情報端末を業務に使う運用形態を指す。端末の調達費用を抑えられ、使い慣れた機器で作業できる利点がある一方、業務データが私物端末に残る、私物端末経由でマルウェアが社内に持ち込まれるといった危険があるため、利用範囲や管理方法を定めた規程とMDMなどの管理策が欠かせない。
出典:平成30年度 秋期 ITパスポート試験 問30(IPA)MDM(Mobile Device Management)の説明として、適切なものはどれか。
正解:モバイル端末の状況の監視、リモートロックや遠隔データ削除ができるエージェントソフトの導入などによって、企業システムの管理者による適切な端末管理を実現すること
要点:MDMは業務端末を遠隔ロック・消去等で一元管理する仕組み
業務で使うスマートフォンやタブレットを、管理者が一元的に把握・制御する仕組みである。端末に管理用のソフトを入れて、設定の統一、アプリの配布制限、紛失時の遠隔ロックやデータ消去などを行えるようにする。端末そのものを管理する仕組みであって、端末上のデータだけを扱う仕組みや、私物利用の運用形態とは区別される。
出典:平成30年度 秋期 ITパスポート試験 問72(IPA)従業員に貸与するスマートフォンなどのモバイル端末を遠隔から統合的に管理する仕組みであり、セキュリティの設定や、紛失時にロックしたり初期化したりする機能をもつもの…
正解:MDM
要点:MDMはモバイル端末の遠隔管理・ロック・初期化
MDM(Mobile Device Management)は、企業が従業員に貸与するスマートフォンやタブレットを一元的に管理する仕組みである。セキュリティ設定の一括配布のほか、紛失・盗難時に遠隔からロックやデータの初期化(リモートワイプ)を行える。
出典:令和2年度 10月 ITパスポート試験 問76(IPA)BYODに関する記述として、適切なものはどれか。
正解:企業の業務に、従業員が私物の携帯情報端末を許可を得た上で利用すること
要点:BYODは私物端末を会社の許可を得て業務に使うこと
BYODはBring Your Own Deviceの略で、従業員が個人所有のスマートフォンやPCを、会社の承認のもとで業務に使う考え方を指す。端末調達費を抑えられる半面、情報漏えいや私物と業務データの混在といったリスクがあるため、利用規程やMDMによる管理が前提となる。
出典:令和8年度 秋期 ITパスポート試験 問2(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。