検疫ネットワークとNACとは?
検疫ネットワークとNACとは、社内網へ接続しようとする端末をいったん隔離領域に置き、OSの更新状況やマルウェア対策の稼働、設定基準への適合を検査してから、合格した端末だけを業務網へ通す仕組み。接続端末の正当性を継続的に制御する技術全般をNACと呼ぶ。
ITパスポートの過去問では2回出題されています(2014年度〜2019年度)。
けんえきねっとわーくとえぬえーしー
検疫ネットワークとNACの意味
社内網へ接続しようとする端末をいったん隔離領域に置き、OSの更新状況やマルウェア対策の稼働、設定基準への適合を検査してから、合格した端末だけを業務網へ通す仕組み。接続端末の正当性を継続的に制御する技術全般をNACと呼ぶ。
検疫ネットワークとNACの具体例
長期出張から戻った端末が古い状態のまま接続されるのを防ぐため、認証スイッチが端末をまず検疫VLANへ収容し、更新サーバのみへ通信を許可する。更新完了を確認した時点で業務VLANへ動的に切り替える。IEEE 802.1Xと組み合わせる構成が一般的である。
検疫ネットワークとNACは試験でどう引っ掛けられる?
検疫は「感染していないこと」を保証するものではなく、あくまで設定基準への適合を確認するにすぎない。また私物端末や来訪者端末は検査エージェントを入れられないことが多く、別扱いの経路を用意する設計が要る。
検疫ネットワークとNACと関連する用語
検疫ネットワークとNACが出た過去問
セキュリティに問題があるPCを社内ネットワークなどに接続させないことを目的とした仕組みであり、外出先で使用したPCを会社に持ち帰った際に、ウイルスに感染していな…
正解:検疫ネットワーク
要点:検疫ネットワークは接続前に端末の安全性を検査する
検疫ネットワークは、社内LANに接続しようとする端末をいったん隔離した区画につなぎ、ウイルス対策ソフトの状態やOSの更新状況などを検査する仕組みである。基準を満たした端末だけを業務ネットワークへ接続させ、満たさない端末は修復用の区画へ誘導する。
出典:平成26年度 秋期 ITパスポート試験 問54(IPA)次の記述a〜cのうち、VPNの特徴として、適切なものだけを全て挙げたものはどれか。 a アクセスポイントを経由しないで、端末同士が相互に無線通信を行うことができ…
正解:b
要点:VPNは公衆網上に仮想の専用線を作る技術
VPNは公衆網やインターネットの上に暗号化した通信路を作り、専用線を借りたかのように安全に拠点間や在宅端末を接続する技術である。aはアクセスポイントを介さない無線通信(アドホックモード)の説明、cは接続端末の安全性を点検する検疫ネットワークの説明であり、いずれもVPNの特徴ではない。
出典:令和1年度 春期 ITパスポート試験 問79(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。