DOA(データ中心アプローチ)とは?でぃーおーえー
DOA(データ中心アプローチ)とは、業務で扱うデータの構造を先に固め、それを土台に処理を組み立てる設計の進め方。業務手順は変わりやすいがデータの構造は比較的安定している、という前提に立つ。顧客・商品のような管理する対象(実体)どうしの関係を線で結んだ実体関連図(E-R図)による分析と、データの重複をなくすように表を分ける正規化が中心的な作業になる。
最終更新:2026-10-10
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業務の手順ごとにシステムを作ると、部署ごとに同じ顧客や商品のデータを別々に持つことになり、内容が食い違う。手順が変わるたびにデータの持ち方まで作り直す手間も出る。そこで、データの置き場を共通にして先に整える方式に変え、手順の変更がデータに響きにくくした。
具体例
受注管理システムで、まず顧客・商品・受注・受注明細という実体と関連を洗い出して正規化し、そのうえで「受注登録」「出荷指示」といった処理を設計する。後から出荷方法の手順が変わっても、データ構造には影響が及びにくい。
試験での引っ掛け
処理の流れを起点に分割していくプロセス中心アプローチと対になる考え方。どちらか一方が常に正しいのではなく、データが共有される業務系ではDOAが向く、という使い分けとして問われる。
関連用語
出た過去問
出典:平成22年度 秋期 ITパスポート試験 問45(IPA)
ソフトウェア開発で利用する手法に関する記述a〜cと名称の適切な組合せはどれか。 a 業務の処理手順に着目して、システム分析を実施する。 b 対象とする業務をデー…
正解:a:プロセス中心アプローチ b:データ中心アプローチ c:オブジェクト指向
要点:手順重視・データ重視・一体化でアプローチを区別する
プロセス中心アプローチは業務の処理手順を軸に分析し、データ中心アプローチはデータとその関連を軸にモデル化する。オブジェクト指向はデータとそれを扱う処理を一体の部品(オブジェクト)としてまとめ、組み合わせて開発する。aは手順、bはデータの関連、cは一体化なので順に対応する。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。