内部監査・外部監査・監査役監査とは?
内部監査・外部監査・監査役監査とは、監査は実施主体で分類できる。内部監査は組織内の独立部門が経営者に対して行い、外部監査は組織外の専門家が第三者の立場で行う。監査役監査は会社法に基づき取締役の職務執行を監査する。誰に報告し何を目的とするかが三者で異なる。
ITパスポートの過去問では18回出題されています(2010年度〜2026年度)。
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内部監査・外部監査・監査役監査の意味
監査は実施主体で分類できる。内部監査は組織内の独立部門が経営者に対して行い、外部監査は組織外の専門家が第三者の立場で行う。監査役監査は会社法に基づき取締役の職務執行を監査する。誰に報告し何を目的とするかが三者で異なる。
内部監査・外部監査・監査役監査の具体例
システム監査を外部の専門会社へ委託する場合、報告先は依頼した経営者となり、その独立性は内部監査より高いと評価される。一方、業務への理解と改善の継続性では内部監査が優れるため、両者を組み合わせる設計が現実的である。
内部監査・外部監査・監査役監査は試験でどう引っ掛けられる?
内部監査は独立性が低いと決めつけないこと。被監査部門から独立し、経営者直属で報告する体制が取れていれば内部監査でも独立性の要件は満たす。所属先ではなく報告経路で判断する。
内部監査・外部監査・監査役監査と関連する用語
内部監査・外部監査・監査役監査が出た過去問
内部統制が有効に機能していることを継続的に評価するプロセスはどれか。
正解:モニタリング
要点:モニタリングは内部統制の有効性を継続的に評価する
内部統制の基本的要素の一つであるモニタリング(監視活動)は、統制が意図したとおりに機能しているかを継続的に、あるいは独立した評価によって確かめ、不備があれば是正につなげる活動である。日常業務に組み込んだ日常的モニタリングと、内部監査などの独立的評価がある。
出典:平成22年度 秋期 ITパスポート試験 問35(IPA)企業の内部監査の一環で実施されるシステム監査の内容として、適切なものはどれか。
正解:システム部門以外の者が、システム部門での業務がルールどおりに実施されているかを、チェックシートを使用して確認した。
要点:システム監査は独立した立場の者が点検・評価する
システム監査は、監査対象から独立した立場の者が、情報システムに関わる業務が基準どおり適切に行われているかを点検・評価する活動である。内部監査であっても、監査される部門とは別の立場から実施することで客観性が保たれる。自部門による自己点検や、日常業務としての棚卸しは監査とは呼べない。
出典:平成22年度 春期 ITパスポート試験 問42(IPA)基本方針に基づいて内部統制を整備及び運用する役割と最終責任を有する者はだれか。
正解:経営者
要点:内部統制を整備・運用する最終責任は経営者にある
内部統制は組織の運営そのものに関わる仕組みであり、基本方針を定めて整備・運用し、その有効性に最終的な責任を負うのは経営者である。監査役や内部監査人は、その仕組みが有効に機能しているかを監視・評価する立場にあり、整備の責任主体ではない。株主は経営者を選任・監督する立場である。
出典:平成22年度 春期 ITパスポート試験 問45(IPA)システム監査人には独立かつ専門的な立場が求められる。自社内のシステム監査を実施するとき、システム監査人の独立性に反する事例はどれか。
正解:自社の情報システム部門のシステム監査人が情報システム部門を監査する。
要点:監査人は対象から独立が必須。自部門を自ら監査するのは不可
システム監査人には、監査対象から独立し客観的に判断できる立場が求められる。自分が所属する部門を自分で監査すると、利害関係があるため客観的な評価が期待できず独立性が損なわれる。内部監査部門は業務執行部門から分離されているため、社内であっても独立性は保たれる。
出典:平成24年度 秋期 ITパスポート試験 問51(IPA)情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)のPDCA(計画・実行・点検・処置)において、点検フェーズで実施するものはどれか。
正解:ISMSの監視及びレビュー
要点:ISMSの点検フェーズは監視及びレビュー(内部監査など)
ISMSのPDCAでは、Plan=ISMSの確立、Do=導入及び運用、Check=監視及びレビュー、Act=維持及び改善と対応する。点検フェーズは、決めたとおりに運用できているか、目標に達しているかを内部監査や有効性測定によって確かめる段階である。
出典:平成24年度 春期 ITパスポート試験 問62(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。