監査対象からの独立性とは?
監査対象からの独立性とは、システム監査人が、監査対象の業務や部門と利害関係を持たず、公正かつ客観的に評価できる立場にあること。監査の信頼性を支える基本原則。
ITパスポートの過去問では2回出題されています(2015年度〜2018年度)。
かんさたいしょうからのどくりつせい
監査対象からの独立性の意味
システム監査人が、監査対象の業務や部門と利害関係を持たず、公正かつ客観的に評価できる立場にあること。監査の信頼性を支える基本原則。
監査対象からの独立性の具体例
情報システム部門が自ら開発したシステムを、同じ部門の担当者が監査すると客観性が損なわれるため、監査は別部門または外部の監査人が行う。
監査対象からの独立性は試験でどう引っ掛けられる?
「独立性」には、実際に利害関係がないという実質的独立性だけでなく、外見上も疑念を持たれない外観上の独立性も含まれる。
監査対象からの独立性と関連する用語
監査対象からの独立性が出た過去問
システム監査人の職業倫理に照らしてふさわしくない行為はどれか。
正解:成功報酬契約による監査
要点:監査人は独立性が命。成功報酬は客観性を損なう
システム監査人には監査対象からの独立性と客観性が求められる。監査結果によって報酬額が変わる成功報酬契約は、監査人の判断が報酬に左右されかねず、外観上の独立性を損なうためふさわしくない。他の監査結果の確認や他の専門家との共同監査は、監査の品質を高める行為であり問題はない。
出典:平成27年度 秋期 ITパスポート試験 問36(IPA)システム監査を実施することになり監査チームを編成した。チームに参画する全ての監査人に対して,共通して求められる要件はどれか。
正解:監査対象からの独立性
要点:システム監査人に必須なのは監査対象からの独立性
システム監査人には、監査対象から独立した立場で客観的に評価することが何より求められる。自分が構築や運用に関与した対象を監査すると、公正な判断ができず監査の信頼性が失われるためである。技術知識や業務経験は監査を的確に行ううえで有用だが、全員に必須の要件というわけではなく、改善の実施は被監査部門の役割である。
出典:平成30年度 春期 ITパスポート試験 問45(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。