リアルタイム処理とは?りあるたいむしょり
リアルタイム処理とは、処理の要求が発生したその場で処理を行い、すぐに結果を返す処理の形態。利用者の端末から通信回線を通して届いた要求を1件ずつ受け取り、即座に処理する形はオンラインリアルタイム処理と呼ばれる。データをためておき、後でまとめて処理するバッチ処理と対になる。
最終更新:2026-10-10
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コンピュータが高価だったころは、伝票をためて夜にまとめて処理するやり方が中心で、結果が分かるのは翌日だった。しかし座席の予約や預金の引き出しのように、その場で結果が出なければ困る仕事がある。端末と通信回線が普及して、要求のたびに処理して答えを返す使い方ができるようになり、仕事の性質によって処理の形態を使い分けるようになった。
具体例
JRの「みどりの窓口」や駅の券売機で指定席を買うと、全国の座席の空きを管理するマルスというシステムがその場で座席を確保し、すぐに切符が発行される。同じ席が二重に売られないよう、要求のたびに即座に処理する必要があるので、リアルタイム処理が向いている。一方、月末の売上の集計や給与の計算は、ためておいてまとめて処理するバッチ処理で行われる。
試験での引っ掛け
「一定期間または一定量のデータをためておき、まとめて処理する」はバッチ処理の説明で、リアルタイム処理ではない。見分ける手がかりは、結果をその場で返す必要があるか(即時性)。座席の予約やATMでの預金の引き出しのように、すぐに結果が出ないと困る仕事はリアルタイム処理、月末の売上の集計や給与の計算のように、ためてからまとめて処理しても困らない仕事はバッチ処理を選ぶ。通信回線を使っているかどうかでは決まらない。回線で送られてきたデータでも、ためておいて後でまとめて処理するならバッチ処理になる。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成24年度 春期 ITパスポート試験 問56(IPA)解説で登場
ネットワークを介して端末からの処理要求を受信し、即時に結果を返すシステムはどれか。
正解:オンラインリアルタイムシステム
要点:要求を即時処理して結果を返すのがオンラインリアルタイムシステム
オンラインリアルタイム処理は、端末からの要求を通信回線経由でその都度受け取り、即座に処理して結果を返す方式である。座席予約や銀行のATMのように、結果を待たずに次へ進めない業務で使われる。データをためて後でまとめて処理するバッチ処理と対比される。
出典:平成30年度 秋期 ITパスポート試験 問94(IPA)解説で登場
バッチ処理の説明として、適切なものはどれか。
正解:一定期間又は一定量のデータを集め、一括して処理する方式
要点:バッチ処理は一定量のデータをためて一括処理する方式
バッチ処理は、発生したデータをすぐには処理せず、一定期間または一定量たまるまで蓄積し、まとめて一括で処理する方式である。給与計算や月次締めの集計のように、即時性が求められず定型的な大量処理に向く。対義的な方式が、要求のたびに応答するリアルタイム処理や対話型処理である。
出典:令和2年度 10月試験 ITパスポート試験 問64(IPA)
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。