ナレッジマネジメントとは?なれっじまねじめんと
ナレッジマネジメントとは、個々の従業員が持つ経験やノウハウ(暗黙知)を、組織全体で共有できる形式知に変換・蓄積し、組織全体の生産性向上に活用する経営手法。
最終更新:2026-10-10
この語が出る過去問を解く →背景
仕事のコツを持つ人に聞きに行くやり方では、教えられる人の時間が尽きるうえ、その人が忙しい日や休みの日には誰も分からなくなる。口づてに伝えるうちに内容が変わることもある。一人ひとりの頭の中にある経験を、誰でも後から読める形に変えて会社みんなの財産にする必要が生まれた。
具体例
ベテラン技術者の勘や経験に頼っていた作業手順をマニュアル化し、社内Wikiやデータベースに蓄積して若手社員でも参照できるようにする。
試験での引っ掛け
個人の勘や経験である暗黙知を、文書やマニュアルという形式知へ変換して共有するのが基本の向き。逆向きに書かれた説明に注意する。文書を保管するだけの仕組みではなく、組織での共有と活用まで含む点も要点。
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問12(IPA)解説で登場
サプライチェーンマネジメントの効果はどれか。
正解:調達から製造、物流、販売までの一連のプロセスを改善し、納期、コストの最適化を図ることができる。
要点:SCMは調達から販売までを通して最適化し納期とコストを改善
SCM(サプライチェーンマネジメント)は、調達・製造・物流・販売という企業間にまたがる一連の流れを一つの鎖としてとらえ、情報を共有して全体最適を図る手法である。その効果は在庫の圧縮、納期短縮、コスト低減といった供給プロセス全体の改善に現れる。販売時点情報の即時把握はPOS、知識の活用はナレッジマネジメント、多様な問合せ対応はCTIやコールセンタの効果である。
出典:平成27年度 春期 ITパスポート試験 問29(IPA)
出典:平成28年度 春期 ITパスポート試験 問28(IPA)解説で登場
製品やサービスの価値を機能とコストの関係で分析し、機能や品質の向上及びコスト削減などによって、その価値を高める手法はどれか。
正解:バリューエンジニアリング
要点:バリューエンジニアリングは価値=機能÷コストの向上を図る
バリューエンジニアリングは、価値を機能とコストの比として捉え、機能を高めるかコストを下げることで価値の向上を目指す手法である。必要な機能を見極めて不要なコストを削る発想が中心にある。サプライチェーンマネジメントは供給の流れの最適化、ナレッジマネジメントは知識の共有と活用、リバースエンジニアリングは完成品を分解して仕様を読み解く技法である。
出典・参考
公式シラバスの2 経営戦略 > 12. 経営管理システム > (1) 経営管理システムに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。