eラーニングとは?いーらーにんぐ
eラーニングとは、パソコンやスマートフォンとネットワークを使って行う教育・研修の仕組み。受講者は好きな時間・場所で学べて繰り返し視聴でき、会社側は受講状況や理解度を自動で集計できる。ITパスポートでは用語を答えさせるだけでなく、集合教育と費用を比べて、年間の費用が等しくなる受講者数を求める計算問題としても出題される(教材の制作費のように人数によらない費用と、1人あたりの費用を分けて考えるのが解き方)。
最終更新:2026-10-10
この語が出る過去問を解く →背景
集合教育は、講師の日当と会場費が人数にほとんど関係なくかかり、受講者は移動して同じ時間に集まる必要がある。全国に支店がある会社や交代勤務の職場では、そもそも全員を一度に集められない。教材を一度作れば、何人が見ても追加の費用がほとんどかからない形にすれば、人数が多いほど1人あたりは安くなる。この費用構造の違いが、eラーニングが広まった実務上の理由である。
具体例
全国に支店がある保険会社が、毎年必須のコンプライアンス研修と個人情報の取扱い研修を、動画とオンラインテストに置き換える。受講者は営業の合間に自分の端末で受け、未受講者と不合格者は管理画面で支店ごとに一覧できるので、総務が出欠簿を集めて集計する作業がなくなる。
試験での引っ掛け
eラーニングそのものと、受講履歴・成績・教材を管理する基盤であるLMS(Learning Management System:学習管理システム)は別の語である。また、実際の仕事を通じて上司や先輩が指導するOJT、職場を離れて行う集合研修などのOff-JT、事前に動画で学んで教室では演習だけを行う反転学習といった教育手法と並べて出るので、「どこで学ぶか・誰が教えるか」で区別する。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成26年度 春期 ITパスポート試験 問5(IPA)解説で登場
トレーサビリティに該当する事例として、適切なものはどれか。
正解:肉や魚に貼ってあるラベルをよりどころに生産から販売までの履歴を確認できる。
要点:トレーサビリティは生産から流通までの追跡可能性
トレーサビリティとは、製品がいつ・どこで・どのように作られ流通したかを記録し、後から追跡できるようにすることをいう。食品では生産者・加工日・流通経路などをラベルや識別番号から遡って確認できる仕組みがこれに当たる。他の選択肢はそれぞれeラーニング、アウトソーシング、ナレッジマネジメントの説明である。
出典:平成29年度 春期 ITパスポート試験 問27(IPA)
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。