雇用保険とは?こようほけん
雇用保険とは、失業したときの生活を支え、再就職や能力開発を援助する制度。国が運営し、窓口は公共職業安定所(ハローワーク)。保険料は労働者と事業主の双方が負担するが、折半ではなく事業主の負担割合のほうが大きい。求職者給付のほか、教育訓練給付や雇用継続給付がある。
FP3級を最短で暗記・合格する →雇用保険の具体例は?
週20時間以上働き31日以上の雇用見込みがあるパート勤務者も被保険者になる。退職したらハローワークで求職の申込みをして基本手当を受け、その間に教育訓練給付を使って簿記の講座を受講する、といった使い方ができる。
雇用保険は試験でどう引っ掛けられる?
労災保険(全額事業主負担)と混同しやすい。雇用保険は労使双方が負担する。また、給付を受けるには「働く意思と能力があるのに就職できない」ことが必要で、病気ですぐに働けない人や、家業に専念する人は基本手当を受けられない。
雇用保険と関連する用語は?
雇用保険が出た過去問は?
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:令和6年度 3級FP技能検定(ファイナンシャル・プランニング)試験 問2(IPA)
正当な理由がなく自己の都合により退職した者に対する雇用保険の基本手当は、待期期間の満了後4カ月間は支給されない。
正解:誤り(×)
要点:自己都合は待期7日+給付制限2カ月
誤りです。自分の都合で辞めた場合、失業給付(基本手当)はすぐには出ません。まず全員共通の待期期間7日間があり、自己都合退職の人はそのあとさらに給付制限期間が置かれます。ただしその長さは4カ月ではなく、法令基準日(2023年4月1日)時点では原則2カ月(5年間に3回目以降の自己都合退職は3カ月)です。「待期7日+給付制限2カ月」とセットで覚えます。※現在は給付制限が原則1カ月へ短縮されています。
出典:令和7年度 3級FP技能検定(ファイナンシャル・プランニング)試験 問2(IPA)
雇用保険の高年齢雇用継続基本給付金は、原則として、60歳以上65歳未満の被保険者が、60歳到達時点に比べて賃金月額が85%未満に低下した状態で就労している場合に…
正解:誤り(×)
要点:高年齢雇用継続給付は賃金75%未満への低下が条件
正解は×。正しくは85%未満ではなく「75%未満」です。この給付は、60歳以降も働き続けたけれど給料が大きく下がった人を、雇用保険から補う仕組みです。60歳到達時点の賃金と比べて75%未満まで下がったとき、下がった後の賃金の最大15%が支給されます(2024年4月1日現在の法令)。75%は「4分の3」。ここを下回るほど減ったら助けが出る、と覚えます。
出典:令和8年度 3級FP技能検定(ファイナンシャル・プランニング)試験 問2(IPA)解説で登場
出典・参考
最終更新:2026-08-30/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。