贈与税の基礎控除とは?ぞうよぜいのきそこうじょ
贈与税の基礎控除とは、暦年課税で、1年間にもらった財産の合計から無条件に差し引ける年110万円の枠。これ以下なら贈与税はかからず、申告も不要です。「覚えるべき数字」の代表格で、FP3級では計算問題の入口として必ず使います。なお2024年以降は相続時精算課税にも別枠で年110万円の基礎控除ができました。
FP3級を最短で暗記・合格する →贈与税の基礎控除の具体例は?
祖母が孫に毎年100万円ずつ現金を渡す場合、年110万円の枠内なので贈与税はかからず、孫の申告も不要です。ただし通帳や振込記録を残し、毎年その都度あらためて贈与する形にしておかないと、まとめて課税されるリスクがあります。
贈与税の基礎控除は試験でどう引っ掛けられる?
「110万円ちょうどなら申告が必要」は誤り。110万円以下は申告不要です。また、贈与税の配偶者控除や相続時精算課税の特別控除は、この110万円とは別枠で併用できる点も狙われます。
贈与税の基礎控除と関連する用語は?
贈与税の基礎控除が出た過去問は?
出典:令和6年度 3級FP技能検定(ファイナンシャル・プランニング)試験 問56(IPA)解説で登場
父母のそれぞれから同一年中に暦年課税による贈与を受けた場合、贈与税額の計算上、贈与税の課税価格から基礎控除額として最高で( )を控除することができる。
正解:110万円
要点:贈与税の基礎控除はもらう人ごとに年110万円
暦年課税の贈与税の基礎控除110万円は「もらった人1人あたり・1年あたり」の枠です。父から100万円、母から100万円をもらえば合計200万円が課税価格となり、そこから差し引けるのは110万円だけ。あげる人ごとに110万円ずつ引けるわけではありません。逆に、あげる人が何人いても1年間の合計が110万円以下なら贈与税はかからず、申告も不要です。人数分だけ非課税になると勘違いすると、申告漏れにつながるので注意しましょう。
出典・参考
最終更新:2026-08-30/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。