国民年金基金とは?こくみんねんきんききん
国民年金基金とは、自営業者など国民年金の第1号被保険者が、老齢基礎年金に上乗せする年金を自分で用意するための制度。掛金は月6万8,000円が上限(iDeCoと合算)で、全額が社会保険料控除の対象になる。給付額はあらかじめ決まっており、終身年金が基本となる。
FP3級を最短で暗記・合格する →国民年金基金の具体例は?
飲食店を営む45歳の人が、厚生年金のない不安を補うために毎月3万円を掛けると、年36万円が社会保険料控除となり所得税・住民税が軽くなる。65歳からは決まった額を終身で受け取れるため、老後の固定収入として計算に入れやすい。
国民年金基金は試験でどう引っ掛けられる?
付加年金と同時に加入することはできない。またiDeCoとは併用できるが、掛金は合計で月6万8,000円までという枠を共有する。加入できるのは第1号被保険者と任意加入被保険者であり、会社員や第3号は加入できない。
国民年金基金と関連する用語は?
国民年金基金が出た過去問は?
出典:令和6年度 3級FP技能検定(ファイナンシャル・プランニング)試験 問5(IPA)
国民年金基金の給付には、老齢年金と遺族一時金がある。
正解:正しい(〇)
要点:国民年金基金は老齢年金と遺族一時金だけ
正しい記述です。国民年金基金は、自営業者など第1号被保険者が老齢基礎年金に上乗せするための制度で、給付は老齢年金と遺族一時金の2つだけです。加入者が年金を受け取る前や受給の途中で亡くなったときに、遺族へ一時金が支払われます。注意したいのは障害給付が無いこと。「老齢と遺族の2つだけ」と覚えておけば、障害年金が混ざっている選択肢はその場で誤りと判断できます。なおiDeCoとの併用は掛金の合計で月6万8,000円までです。
出典:令和7年度 3級FP技能検定(ファイナンシャル・プランニング)試験 問47(IPA)
所得税において、国民年金基金に加入して支払った掛金は、( )の対象となる。
正解:社会保険料控除
要点:国民年金基金の掛金は社会保険料控除
国民年金基金は、自営業者が国民年金に上乗せするための公的な年金制度です。そのため掛金は全額が社会保険料控除の対象になり、払った分だけ課税所得が減ります。似ていても入る箱が違う点が要注意で、iDeCo(個人型確定拠出年金)や小規模企業共済の掛金は小規模企業共済等掛金控除、民間の保険会社に払う個人年金保険料は生命保険料控除です。
出典・参考
最終更新:2026-08-30/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。