迷惑メール(スパム)とは?めいわくめーる
迷惑メール(スパム)とは、受信者の同意なく、宣伝や詐欺を目的に大量に送りつけられるメール。スパムとも呼ぶ。送信者は名簿の購入や機械的なアドレス生成で宛先を集め、乗っ取った端末やサーバを踏み台にして送るため送信元をたどりにくい。フィッシングやマルウェア配布の入口にもなる。
最終更新:2026-10-09
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メールは1通あたりの送信費用がほぼゼロで、届いたかどうかを送信側が気にする必要もない。郵便やチラシと違って1000万通送っても費用がほとんど変わらないため、0.001%でも反応があれば送る側の採算が合ってしまう。この費用構造そのものが迷惑メールを成り立たせており、対策も1通ずつ見分けるだけでなく、送信者の身元を確かめる仕組みや法規制の側から進められてきた。
具体例
宅配便の不在通知や金融機関の本人確認を装うものが典型で、フィッシング対策協議会は同種の報告件数を毎月公表している。GmailやMicrosoft 365は、送信元の評判と、送信ドメイン認証(送り主のドメインが本物かを確かめる仕組み)の結果をもとに、こうしたメールを迷惑メールフォルダへ振り分ける。送信ドメイン認証には、送信元のサーバがそのドメインから送ってよいものかを確かめるSPF(Sender Policy Framework)や、メールに付けた電子署名で送信ドメインと改ざんの有無を確かめるDKIM(DomainKeys Identified Mail)がある。
試験での引っ掛け
迷惑メールと標的型攻撃メールを混同しないこと。迷惑メールは不特定多数へ無差別に送るもの、標的型攻撃メールは特定の組織や個人に合わせて内容を作り込むものである。日本では特定電子メール法により、広告メールは原則としてあらかじめ同意を得た相手にしか送れない(オプトイン方式)。
関連用語
出た過去問
出典:令和元年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問44(IPA)解説で登場
電子メールをドメインAの送信者がドメインBの宛先に送信するとき、送信者をドメインAのメールサーバで認証するためのものはどれか。
正解:SMTP-AUTH
要点:送信時にメールサーバが送信者を認証するのはSMTP-AUTH
SMTP-AUTHは、メール送信時にSMTPサーバが利用者IDとパスワードで送信者を認証する拡張である。認証を通らなければ送信を受け付けないため、第三者による不正中継(迷惑メールの踏み台化)を防げる。ここで問われているのは受信ではなく送信時の認証なので、POP系やメール本文の暗号化の仕組みは当てはまらない。
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 1. 情報セキュリティ > (3) 脅威に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。