DKIMとは?
DKIM(DomainKeys Identified Mail:ドメインの鍵で識別されたメール)は、送信側のメールサーバがメールのヘッダと本文にドメインの秘密鍵でディジタル署名を付け、受信側が送信元ドメインのDNSに公開された公開鍵でその署名を検証する送信ドメイン認証の方式。署名が正しく検証できれば、そのドメインの正規のサーバから送られたことと、途中で内容が改ざんされていないことを確かめられる。
最終更新:2026-10-09
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送信サーバのIPアドレスで確かめるSPFは、メールが転送されて別のサーバを経由すると正規のメールでも失敗するという弱点があった。また、IPアドレスでは中身が書き換えられたかどうかは分からない。そこで、メールそのものに署名を付けておけば、どの経路を通っても署名が残り、受け取った側で送り主のドメインと内容の両方を確かめられる、という考えで作られた。
具体例
Google Workspaceでは、管理コンソールでDKIMの鍵を生成し、表示された公開鍵を「google._domainkey.(自社のドメイン)」という名前でDNSのTXTレコードに登録すると、以後送るメールにGoogleのサーバが署名を付けるようになる。受け取ったメールのヘッダには「DKIM-Signature」という欄が付き、どのドメインの鍵で署名したかと署名の値が書かれている。受信側はこの欄から公開鍵の置き場所を割り出してDNSを引き、署名を検証する。
試験での引っ掛け
ディジタル署名で確かめるのがDKIM、送信サーバのIPアドレスで確かめるのがSPFである。この組合せを入れ替えた選択肢に注意する。署名を付けるのは送信側のメールサーバ(ドメイン単位)で、送った個人が自分の鍵で署名するS/MIMEとは違う。公開鍵は認証局のディジタル証明書ではなく、DNSに置いて配る。署名で改ざんは検知できるが、メールの内容を暗号化して読めなくする仕組みではない。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。