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SPFとは?えすぴーえふ

SPF(Sender Policy Framework:送信者ポリシーの枠組み)は、ドメインの持ち主が「このドメインのメールを送ってよいサーバのIPアドレス」をDNS(ドメイン名から各種の情報を引く仕組み)に公開しておき、受信側がメールを送ってきたサーバのIPアドレスと照合して、送信元ドメインが詐称されていないかを判断する送信ドメイン認証の方式。照合に使うのは、メールの受け渡しの手続き(SMTP)の中で送信者が名乗るアドレス(エンベロープの送信者)のドメインである。

最終更新:2026-10-10

試験情報

基本情報技術者試験の過去問では1回出題されています。

基本情報技術者試験の頻出用語/テクノロジ系

別名:Sender Policy Framework

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背景

メールの送信者アドレスは送る側が自由に書けるため、正規の会社のドメインを名乗る偽メールを止められなかった。一方で、正規の会社がメールを送るサーバは限られている。そこで「正規のメールはこのサーバからしか来ない」という一覧をドメインの持ち主に公開してもらい、それ以外のサーバから来たメールを怪しいと判断できるようにした。DNSは誰でも引けて、ドメインの持ち主しか書き換えられないので、一覧の置き場所に使われた。

具体例

Google Workspaceで会社のメールを使う場合、会社のドメインのDNSに「v=spf1 include:_spf.google.com ~all」というTXTレコード(文字列の情報)を登録する。これは「Googleのメールサーバから送られたものは正規、それ以外は疑わしい」という宣言で、受信側はメールを送ってきたサーバのIPアドレスがGoogleのサーバの範囲に入るかを確かめる。メール配信サービスで会員向けのお知らせを送る会社は、その配信サービスのサーバもSPFの一覧に加えておかないと、正規のメールが認証に失敗する。

試験での引っ掛け

SPFが照合するのは送信サーバのIPアドレスであり、ディジタル署名ではない。署名で確かめるのはDKIMで、試験ではこの2つの取り違えが選択肢になる。IPアドレスで判断するので、メールが転送されて別のサーバから届くと、正規のメールでも認証に失敗しやすい。また、受信者がメールソフトで目にする差出人(ヘッダの送信者)ではなくエンベロープの送信者を確かめる点もDKIMやDMARCとの違いである。名前の似たOSPFは、ルータが経路を決めるための約束ごとで、メールとは関係が無い。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では1回出題
  • 分野:テクノロジ系
  • SPFが照合するのは送信サーバのIPアドレスであり、ディジタル署名ではない。