SMTP-AUTHとは?えすえむてぃーぴーおーす
SMTP-AUTHとは、メールを送信するときに、利用者IDとパスワードなどでメールサーバへの認証を行う仕組み。認証に通った利用者だけが送信できるため、第三者が組織のメールサーバを勝手に踏み台として使い、迷惑メールを大量送信することを防げる。現在のメール送信では標準的な設定となっている。
最終更新:2026-10-10
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認証のないメールサーバは、誰からの送信でも受け付けて中継してしまう(オープンリレー)。外部の第三者がそれを踏み台にすれば、持ち主の名前で迷惑メールを大量に送れてしまう。そこで、送信する人が正規の利用者かをIDとパスワードで確かめ、認証なしの中継を禁じる方式が求められた。
具体例
在宅勤務のためにメールソフトを自宅から使えるようにしたところ、認証を設定していないサーバが外部から見つかり、深夜に大量の広告メールの中継に悪用された。SMTP-AUTHを有効にし、認証なしの中継を禁止したことで、自社ドメインの評判低下を食い止めた。
試験での引っ掛け
認証するのは「送信者が正規の利用者か」であって、メールの内容や差出人表示が正しいことは保証しない。差出人欄の詐称を防ぐのは送信ドメイン認証(SPF・DKIM・DMARC。送信元のドメインが本物かを、DNSに登録した情報や電子署名で確かめる仕組み)の役割で、目的が異なる。
関連用語
出た過去問
出典:令和元年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問44(IPA)
電子メールをドメインAの送信者がドメインBの宛先に送信するとき、送信者をドメインAのメールサーバで認証するためのものはどれか。
正解:SMTP-AUTH
要点:送信時にメールサーバが送信者を認証するのはSMTP-AUTH
SMTP-AUTHは、メール送信時にSMTPサーバが利用者IDとパスワードで送信者を認証する拡張である。認証を通らなければ送信を受け付けないため、第三者による不正中継(迷惑メールの踏み台化)を防げる。ここで問われているのは受信ではなく送信時の認証なので、POP系やメール本文の暗号化の仕組みは当てはまらない。
出典:令和4年度 公開問題 基本情報技術者試験 科目A 問37(IPA)
電子メールをドメインAの送信者がドメインBの宛先に送信するとき、送信者をドメインAのメールサーバで認証するためのものはどれか。
正解:SMTP-AUTH
要点:送信時の送信者認証はSMTP-AUTH
SMTP-AUTHは、メールを送信する際にSMTPサーバが利用者IDとパスワードで送信者を認証する拡張である。認証を通過しない限り送信を受け付けないので、第三者による不正中継を防げる。問われているのは送信時の認証なので、受信のための仕組みや本文の暗号化の規格は当てはまらない。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。