OP25Bとは?おーぴーにじゅうごびー
OP25Bとは、Outbound Port 25 Blockingの略で、インターネットプロバイダが、契約者のパソコンから外部のメールサーバへ直接メールを送る通信(25番ポート)を止める対策。ウイルスに感染した家庭のPCが迷惑メールを大量にばらまくのを、通信事業者側で遮断する仕組み。正規の送信は、認証付きのサブミッションポート(587番)を通す。
最終更新:2026-10-09
基本情報を最短で暗記・合格する →背景
メールを送るSMTPという手順は、もともと相手を疑わない設計で、誰でもどのサーバへも25番ポートで直接送れた。そのため乗っ取られたPCがボットとして世界中に迷惑メールを送る温床になり、日本発の迷惑メールが国際的に問題視された。個々の利用者に対策を頼るのは限界があり、2005年ごろから国内プロバイダが一斉に導入した。基本情報ではスパム対策の一つとして出る。
具体例
実家の回線がぷららやOCNの場合、ノートPCに大学のメールサーバを25番ポートで設定して送るとエラーになる。大学側が587番ポートとSMTP認証(ユーザーIDとパスワード)での送信を案内しているのはこのためで、GmailやOutlookのアプリも最初から587番か465番で送る設定になっている。
試験での引っ掛け
受信メールを止める仕組みではなく、自分の網から外へ出ていく送信を止める出口側の対策。またメールの中身を見て迷惑メールかを判定しているのではなく、経路を一律に塞いでいる点が迷惑メールフィルタとの違い。SMTP認証(SMTP-AUTH)は相棒の技術であって同じものではない。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 5. セキュリティ実装技術 > (2) 認証・認可技術に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。