結合テスト(トップダウン・ボトムアップ)とは?けつごうてすと
結合テスト(トップダウン・ボトムアップ)とは、単体テストを終えたモジュールを組み合わせ、モジュール間のインタフェースやデータの受け渡しが正しいかを確かめる工程。上位モジュールから順に下へつないでいくトップダウンテストと、下位から上へ積み上げていくボトムアップテストの2通りの進め方がある。
最終更新:2026-10-09
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部品が単体で正しく動いても、渡す値の単位や引数の並びが食い違えば、つないだ瞬間に壊れる。しかも全部そろってから一気につなぐと、どの境目が原因なのか切り分けられない。そこで順序を決めて少しずつつなぎ、まだ無い相手役は仮の部品で代用する。FEではこの代用部品の呼び名と、つなぐ向きの組合せが問われる。
具体例
メニュー画面から集計処理を呼び、集計処理がファイル出力を呼ぶプログラムなら、まずメニュー画面と仮の集計処理をつないで確認し、集計処理が完成した時点で本物に差し替える、と上から順に広げていくのがトップダウンの進め方。
試験での引っ掛け
トップダウンで足りない下位の代役が「スタブ」、ボトムアップで足りない上位の代役が「ドライバ」。この2語を入れ替えた選択肢が定番なので、「上から始めるならスタブ」と一組で覚える。早い段階で全体像を確認できるのがトップダウン、下位を並行して開発しやすいのがボトムアップ、という利点の違いも狙われる。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成28年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問49(IPA)
階層構造のモジュール群から成るソフトウェアの結合テストを,上位のモジュールから行う。この場合に使用する,下位のモジュールの代替となるテスト用のモジュールはどれか…
正解:スタブ
要点:トップダウンは下位の代わりにスタブ、ボトムアップはドライバ
上位のモジュールから順に結合していくトップダウンテストでは、まだ完成していない下位モジュールの代わりに、呼び出されると決められた値を返すだけの簡易モジュールを用意する。これをスタブと呼ぶ。逆にボトムアップテストで上位モジュールの代わりを務めるのがドライバである。
出典:令和4年度 公開問題 基本情報技術者試験 科目A 問40(IPA)解説で登場
モジュールの内部構造を考慮することなく、仕様書どおりに機能するかどうかをテストする手法はどれか。
正解:ブラックボックステスト
要点:ブラックボックステストは仕様だけを見て入出力を確認する
ブラックボックステストは、モジュールの中身を見ずに、仕様に定められた入力に対して期待どおりの出力が得られるかだけを確認する手法である。同値分割や限界値分析でテストデータを設計する。内部構造に着目して網羅率を測るのはホワイトボックステスト、トップダウンとボトムアップは結合テストの進め方の分類である。
出典:令和6年度 公開問題 基本情報技術者試験 科目A 問11(IPA)
階層構造のモジュール群から成るソフトウェアの結合テストを、上位のモジュールから行う。この場合に使用する、下位のモジュールの代替となるテスト用のモジュールはどれか…
正解:スタブ
要点:上位から試すときの下位の代役がスタブ、逆がドライバ
トップダウンで結合テストを進める場合、まだ完成していない下位モジュールの代わりに、呼び出されると決まった値を返す簡易モジュールを用意する。これがスタブである。逆にボトムアップで上位の代わりに使うものはドライバと呼ばれ、向きが対になっている。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。