状態遷移表とは?
状態遷移表とは、取り得る状態を行、発生する事象(イベント)を列に並べ、交点に「遷移先の状態」や「実行する動作」を書いた表。組込みシステムや通信制御など、状態によって同じ操作の意味が変わる処理の設計に使う。抜けや矛盾を表として点検できるのが利点。
基本情報技術者試験の過去問では1回出題されています。
じょうたいせんいひょう
状態遷移表の意味
取り得る状態を行、発生する事象(イベント)を列に並べ、交点に「遷移先の状態」や「実行する動作」を書いた表。組込みシステムや通信制御など、状態によって同じ操作の意味が変わる処理の設計に使う。抜けや矛盾を表として点検できるのが利点。
状態遷移表の具体例
自動販売機なら、状態に「待機/金額投入済/売切」、事象に「硬貨投入/商品ボタン/返却ボタン」を並べる。待機中に商品ボタンを押しても待機のまま、金額投入済なら「排出して待機へ」と交点に書く。
状態遷移表は試験でどう引っ掛けられる?
表の全マスを埋める必要があるため、「その状態ではあり得ない事象」の欄を空白のまま放置すると仕様の穴になる。図で表す状態遷移図は全体像の把握に向くが、抜けの検出は表のほうが確実という役割の違いも問われる。
状態遷移表と関連する用語
状態遷移表が出た過去問
システム結合テストにおける状態遷移テストに関する記述として,適切なものはどれか。
正解:設計されたイベントと内部状態の組合せどおりにシステムが動作することを確認する手法
要点:状態遷移テストはイベントと内部状態の組合せを検証する
状態遷移テストは、システムが内部にもつ状態と、そこへ入力されるイベントの組合せに着目する手法である。状態遷移図や状態遷移表をもとに、設計どおりの遷移が起きるか、想定外の遷移が起きないかを確認する。内部状態をもつシステムに適した手法であることが要点になる。
出典:平成28年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問48(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。