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メッセージ認証符号(MAC)とは?めっせーじにんしょうふごう

メッセージ認証符号(MAC)とは、送信者と受信者があらかじめ共有した共通鍵とメッセージから計算する短い符号で、Message Authentication Codeの略。受信側が同じ鍵で計算し直して値が一致すれば、途中で改ざんされておらず、鍵を知る相手が送ったものだと確認できる。ハッシュ関数と共通鍵を組み合わせるHMACが代表的で、デジタル署名より軽い処理で完全性を検証できる。

最終更新:2026-10-09

試験情報

基本情報技術者試験の過去問では5回出題されています(2016年度〜2022年度)。

基本情報技術者試験の頻出用語/テクノロジ系

別名:メッセージ認証符号、MAC

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背景

暗号化は中身を読まれないようにするが、読めない状態のまま書き換えられることは防げない。受信側は復号して初めておかしいと気づくか、気づかないまま処理してしまう。秘匿とは別に「届いたものが送られたものと同一か」を確かめる手段が要る。公開鍵暗号によるデジタル署名でも確認できるが、計算が重く通信のたびに使うには向かない。そこで、共通鍵を持つ者どうしの間に限って軽く検証する仕組みとして考案されたのがMACである。

具体例

HMAC-SHA256(ハッシュ関数SHA-256を使うHMAC)は、TLSの通信や、ログイン状態などを表す札のJWT(JSON Web Token)の署名、AmazonのクラウドサービスAWSへ送る要求(Amazon S3などのAPI呼び出し)の署名(Signature Version 4)で使われている。通信の途中で本文が1文字でも書き換えられると、受信側で再計算した値が送られてきた値と一致しなくなるため、改ざんをその場で検出できる。

試験での引っ掛け

鍵を送信者と受信者の双方が持つため、受信者も同じ値を作れてしまい、第三者に対して「送ったのは相手だ」と証明する否認防止はできない。ここがデジタル署名との決定的な差である。また検出できるのは改ざん(完全性)であって、内容を隠す機密性は別に暗号化で確保する必要がある。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では5回出題(2016年度〜2022年度)
  • 分野:テクノロジ系
  • 鍵を送信者と受信者の双方が持つため、受信者も同じ値を作れてしまい、第三者に対して「送ったのは相手だ」と証明する否認防止はできない。