フラッシュメモリとは?ふらっしゅめもり
フラッシュメモリとは、電気的に消去と書込みができる不揮発性メモリ。電源を切っても内容が残るためSSD・USBメモリ・SDカードに使われる。読出しは高速だが、消去はブロック単位でしか行えず、同じ場所を書き換えられる回数にも物理的な上限がある。書換えができないROMとも、電源を切ると消えるRAMとも違う、中間の位置づけにある。
最終更新:2026-10-09
この語が出る過去問を解く →背景
磁気ディスクは円盤を回してヘッドを動かす機械仕掛けなので、衝撃に弱く持ち歩く機器に向かなかった。可動部を持たない記録媒体として広まったが、電子を絶縁膜に閉じ込める仕組み上、書換えのたびに膜が傷むという弱点が残る。この弱点をどう補うかが、そのまま出題点になっている。
具体例
SSDはブロック全体を消してから書き直すため、1バイトの更新でも同じ手順を踏む。そこで書込み先を全ブロックへ均等にばらまくウェアレベリングを組み込み、特定のブロックだけが先に寿命を迎えることを避けている。
試験での引っ掛け
「不揮発なので何度でも書き換えられる」は誤り。書換え回数に上限がある点が、書換えできないROMとも回数無制限のRAMとも違う。読出しは速いのに、消去を伴う書込みは遅いという速度の非対称も狙われる。
関連用語
出た過去問
出典:平成30年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問22(IPA)
フラッシュメモリに関する記述として、適切なものはどれか。
正解:ブロック単位で電気的にデータの消去ができる。
要点:フラッシュメモリはブロック単位で電気的に消去する不揮発性メモリ
フラッシュメモリは電気的に書換えができる不揮発性メモリで、消去はブロック(一定サイズの区画)単位でまとめて行う。電源を切っても内容が保持され、SSDやUSBメモリ、SDカードなどに使われる。
出典:平成31年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問25(IPA)
音声のサンプリングを1秒間に11,000回行い、サンプリングした値をそれぞれ8ビットのデータとして記録する。このとき、512×10^6バイトの容量をもつフラッシ…
正解:775
要点:音声データ量=標本化周波数×量子化ビット数÷8×秒数
1秒あたりのデータ量は、標本化回数11,000回に1回分8ビット=1バイトを掛けて11,000バイトとなる。記録できる秒数は512×10^6÷11,000で約46,545秒である。これを60で割ると約775.8分となり、記録できるのは最大775分である。
出典・参考
公式シラバスの2 コンピュータシステム > 2. メモリ > (1) メモリの種類と特徴に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。