不揮発性メモリとは?ふきはつせいめもり
不揮発性メモリとは、電源を切っても記憶していた内容が消えないメモリ。代表はフラッシュメモリ(SSD・USB メモリ・SD カードの中身)と、電気で書き換えられる ROM の EEPROM である。データを長く残す用途に使われるが、DRAM に比べると書込みが遅く、書き換えられる回数にも上限がある。フラッシュメモリは、書き換えの前に一定の大きさの区画(ブロック)ごとにまとめて消去する必要がある。
最終更新:2026-10-10
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電源を切ると消える揮発性メモリだけでは、作ったデータやプログラムを残しておけない。かつては磁気ディスクのような機械で動く装置に保存していたが、衝撃に弱く、読み書きも遅かった。電気だけで記憶を保てる半導体のメモリが実用になり、持ち運ぶ機器や小型の機器でもデータを残せるようになった。
具体例
iPhone の写真やアプリの保存領域はフラッシュメモリで、電源を切っても写真は残る。一方、アプリを動かしている最中のデータは作業用の DRAM に置かれ、電源が切れると消える。パソコンでも、HDD に代えて SSD を使うと起動が速くなるのは、SSD がモーターで円盤を回さず、半導体のフラッシュメモリから直接読み出すためである。
試験での引っ掛け
「不揮発性=書き換えできない」と取り違えさせる選択肢に注意する。フラッシュメモリや EEPROM は電気的に書き換えられる不揮発性メモリで、書き換えできないのは製造時に内容を決めるマスク ROM などの一部だけ。フラッシュメモリの記憶の原理はフローティングゲートという部分に電荷を閉じ込めることで、コンデンサの電荷で記憶してリフレッシュが要る DRAM とは別物である。ブロック単位の消去はフラッシュメモリの特徴として問われる。
関連用語
出た過去問
出典:平成30年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問22(IPA)解説で登場
フラッシュメモリに関する記述として、適切なものはどれか。
正解:ブロック単位で電気的にデータの消去ができる。
要点:フラッシュメモリはブロック単位で電気的に消去する不揮発性メモリ
フラッシュメモリは電気的に書換えができる不揮発性メモリで、消去はブロック(一定サイズの区画)単位でまとめて行う。電源を切っても内容が保持され、SSDやUSBメモリ、SDカードなどに使われる。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。