フィンテックとは?ふぃんてっく
フィンテック(FinTech)は金融(Finance)と技術(Technology)を合わせた造語で、ITで金融サービスを作り直す動き全体を指す。スマホ決済、送金アプリ、ネット銀行などが代表で、店に代わってカード会社や電子マネーとの接続をまとめて引き受ける決済代行(PSP:Payment Service Provider)も、その一形態に含まれる。
最終更新:2026-10-09
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2010年代にスマホが普及し、2017年の銀行法改正で銀行のAPI(外部プログラムから機能を呼ぶ窓口)が開放されたことで、銀行以外の企業も金融サービスを作れるようになり、フィンテックが広がった。決済代行はその一例で、ネットショップがクレジットカードを扱うにはカード会社ごとに契約と接続が必要なうえ、カード番号を保管するとクレジットカード業界の厳しい安全基準(PCI DSS)の対象になる負担を肩代わりする。店は決済代行に1回つなぐだけで多くの支払い方法に対応でき、カード番号を自分で持たずに済む。基本情報ではe-ビジネスの「電子決済システム」の用語例に載る。
具体例
PayPayや楽天ペイのコード決済、住信SBIネット銀行のようなネット銀行がフィンテックの身近な例。決済代行ではGMOペイメントゲートウェイ、SBペイメントサービス、Stripeが代表で、個人が趣味で作ったWebサイトでもStripeを組み込めばカード決済を受け付けられ、カード番号はStripe側で預かるので自分のサーバには残らない。
試験での引っ掛け
フィンテックは暗号資産だけを指す言葉ではなく、決済・送金・銀行サービスなど金融をITで作り直す動き全体を指す。また、決済代行を使えばカード情報を守る責任がすべて移る、は誤り。カード番号の入力画面が自社のサイトにあり、そこを改ざんされれば加盟店の責任になる。決済代行のページへ飛ばす方式(リダイレクト型)や、カード番号の代わりの値だけを店が受け取る方式(トークン型)のように、カード番号を店側に残さない(非保持化)要件を満たす実装かどうかで判断する。
関連用語
出た過去問
出典:令和6年度 公開問題 基本情報技術者試験 科目A 問18(IPA)解説で登場
出典・参考
公式シラバスの8 経営戦略 > 3. e-ビジネス > (1) EC(Electronic Commerce:電子商取引)に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。