リダイレクトとは?りだいれくと
リダイレクトとは、Webページを開こうとした利用者を、サーバ側の指示で自動的に別のURLへ送り届ける仕組み。サイトの引っ越しやページの統合でアドレスが変わったときに、古いアドレスを見に来た人を新しいページへ導く用途で使う。移転が恒久的か一時的かを区別して設定でき、検索結果の引き継がれ方も変わる。
最終更新:2026-10-09
この語が出る過去問を解く →背景
Webサイトのアドレスは一度公開すると、他人のページからのリンク、検索結果、社内文書、名刺や印刷物の中に残り続ける。運営側の都合でページを移しただけで、それらの入り口がすべて「見つかりません」になれば、利用者は目的の情報にたどり着けない。この断絶を運営側の設定だけで埋められるようにしたのがリダイレクトで、暗号化されていない接続を暗号化された接続へ切り替える用途にも同じ仕組みが使われる。
具体例
Amazonの短縮アドレス「amzn.to」で始まるリンクを開くと、実際の商品ページのアドレスへ自動で移る。短い文字列を配りながら、行き先のページを後から差し替えられる。企業サイトの刷新で採用ページのアドレスが変わっても、旧アドレスを開いた応募者は新しいページへ届く。
試験での引っ掛け
同じ「リダイレクト」の語は、OSのコマンドの入出力先を切り替える意味でも使われる(例:結果を画面ではなくファイルへ書き出す)。こちらは、あるコマンドの出力を次のコマンドの入力へ渡す「パイプ」と取り違えやすい。Webのリダイレクトはリンクと違い、利用者がクリックしなくても、ページを開いた時点で自動的に移動する。また、正規サイトに似せた偽サイトへ強制的に飛ばす手口にも使われるため、移動後のアドレス欄を確認する習慣が対策になる。
関連用語
出た過去問
出典:平成28年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問18(IPA)解説で登場
UNIXにおいて,あるコマンドの標準出力を,直接別のコマンドの標準入力につなげる機能はどれか。
正解:パイプ
要点:パイプは前のコマンドの標準出力を次の標準入力へ直結する
UNIX系のシェルでは、記号|で二つのコマンドをつなぐと、左側のコマンドの標準出力がそのまま右側のコマンドの標準入力になる。中間ファイルを介さずにコマンド同士を直結できるため、単機能のコマンドを組み合わせて処理を組み立てられる。ファイルへの出力先の切替えを行うリダイレクトとは区別して覚える。
出典:令和6年度 公開問題 基本情報技術者試験 科目A 問10(IPA)解説で登場
SQLインジェクションの対策として、有効なものはどれか。
正解:プレースホルダを使って命令文を組み立てる。
要点:SQLインジェクション対策の基本はプレースホルダ利用
SQLインジェクションは、入力値がSQL文の一部として解釈されることで生じる。プレースホルダ(バインド機構(値を後から別に渡す仕組み))を使えば、値はあくまでパラメタとして渡され、SQL文の構造を変えられないため攻撃が成立しない。他の選択肢はオープンリダイレクトやディレクトリトラバーサルなど、別の脆弱性への対策である。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。