アドレスクラスとは?あどれすくらす
アドレスクラスとは、IPv4アドレスを先頭のビットの並びで区分し、ネットワーク部とホスト部の境目を固定的に決める方式。クラスAは先頭8ビット、クラスBは16ビット、クラスCは24ビットまでがネットワーク部で、残りがそのネットワーク内の個々の機器を表す。組織の規模に応じて割り当てるクラスを選ぶ考え方だった。
最終更新:2026-10-09
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インターネットの初期には、組織の規模を大中小の3段階に当てはめておけば足りると考えられ、境目をビット位置で決め打ちにすれば経路表の処理も単純に済むという利点があった。ところが接続する組織が増えると、クラスBをもらった組織が数万個のアドレスを使い切れずに遊ばせる無駄が目立ち、境目を自由に決められるCIDRへ移っていった。
具体例
クラスAは1つのネットワークに約1,678万台、クラスBは約6万5千台、クラスCは254台の機器を収容できる。社内や学内だけで使うプライベートアドレスは、インターネットの技術標準を定めるIETFの文書RFC 1918が、10で始まる範囲、172.16から始まる範囲、192.168で始まる範囲の3つを定めている。
試験での引っ掛け
クラスとサブネットマスク(IPアドレスのどこまでがネットワーク部かを示す値)の関係を取り違えやすい。クラスは先頭ビットで境目が自動的に決まるのに対し、現在主流のCIDR(クラスにとらわれずに区切る方式)は、ネットワーク部のビット数(プレフィックス長。/24のように書く)を明示して任意の位置で区切る。またクラスDは複数の相手へ同時に送る同報配信(マルチキャスト)用、クラスEは実験用で、機器に割り当てるものではない。
関連用語
出た過去問
出典:平成29年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問34(IPA)
IPv4アドレス128.0.0.0を含むアドレスクラスはどれか。
正解:クラスB
要点:第1オクテット128〜191はクラスB(先頭ビット10)
IPv4のクラス分けは先頭のビットパターンで決まり、0で始まればクラスA、10ならクラスB、110ならクラスCです。128を8ビットで表すと10000000で、先頭2ビットが10になります。したがって128.0.0.0はクラスBの範囲(128〜191で始まるアドレス)に入ります。
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 1. ネットワーク方式 > (6) インターネット技術に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。