IETFとは?あいいーてぃーえふ
IETFとは、インターネットで使う技術の仕様を策定する任意参加の団体。決めた仕様はRFCという文書番号を付けて公開され、TCP/IPやHTTP、電子メールの手順はここで定められている。誰でも議論に参加でき、実際に動く実装があることを重んじる進め方に特徴がある。
最終更新:2026-10-09
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インターネットは特定の国や企業が所有する設備ではなく、多数の組織の網をつないだものなので、上から規格を課す主体がいない。実際につながることだけが正しさの基準になるため、公開された文書と、それに沿って動く複数の実装で仕様を確かめる方式が採られた。会員資格を設けず、文書を無償で公開する運営もこの前提から来ている。
具体例
HTTPやTCP、IPv6の仕様はいずれもRFCとして公開され、Google ChromeやApacheのようなソフトはその番号を挙げて対応範囲を示す。RFC 2616やRFC 791のように、番号で仕様を特定して参照できるのが実務上の利点になる。
試験での引っ掛け
IETFとISO・IEC・JISの役割を取り違えないこと。IETFはインターネット関連の仕様を扱い、決まったものはRFCとして出る。IEEEはLANや無線LANなど通信の物理・データリンク層側の規格を担い、対象の層が違う点で対比される。
関連用語
出た過去問
出典:平成31年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問80(IPA)
インターネットで利用される技術の標準化を図り、技術仕様をRFCとして策定している組織はどれか。
正解:IETF
要点:インターネット技術の仕様RFCを策定するのはIETF
IETFはインターネットで用いられる技術の標準化を担う組織で、その成果はRFCという文書番号で公開される。TCP/IPやHTTPなど、インターネットの基盤となる仕様の多くがこの形で定められている。IEEEはLANなどの規格、ANSIは米国の標準化機関、NISTは米国の標準技術研究所であり、RFCの発行主体ではない。
出典・参考
公式シラバスの9 企業と法務 > 5. 標準化関連 > (1) 標準・規格と標準化団体に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。