IECとは?あいいーしー
IECとは、電気・電子技術の分野の国際規格を作る国際機関(International Electrotechnical Commission、国際電気標準会議)。1906年に設立され、本部はスイスのジュネーブにある。電気・電子以外の分野を受け持つISO(国際標準化機構)とは役割を分けており、情報技術の分野は両者が共同の委員会で規格を作るため、規格番号が「ISO/IEC 〜」となる。
最終更新:2026-10-10
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電気が産業に広がり始めた20世紀の初め、電圧や電気の単位、機器の安全の基準が国ごとに違い、発電機やモーターを国をまたいで使えなかった。電気の分野だけでも早く共通の物差しを持つ必要があり、ISOより40年ほど早く専門の国際機関として作られた。コンピュータが普及すると、電気の技術と情報の扱い方の両方にまたがる規格が増え、ISOとの共同作業の形になった。
具体例
基本情報で出る情報セキュリティの規格の多くはISO/IECの共同規格である。ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)の要求事項のISO/IEC 27001、IT製品のセキュリティを評価するISO/IEC 15408(コモンクライテリア)、ITサービスマネジメントのISO/IEC 20000がその例で、日本ではそれぞれJIS Q 27001などのJISに取り込まれている。
試験での引っ掛け
IECとIEEEの取り違えに注意する。IECは国際機関、IEEEは米国に本部を置く学会で、無線LANの802.11やイーサネットの802.3を決めたのはIEEEである。通信の分野はITU(国際電気通信連合)の担当で、IECではない。「ISO/IEC」と並んでいても1つの団体ではなく、2つの団体の共同規格という意味である。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。