ITUとは?あいてぃーゆー
ITUとは、電気通信と無線通信の分野で国際的な取決めを作る、国際連合の専門機関。加盟国の政府に加えて通信事業者や機器メーカーが参加し、電話番号の体系、無線の周波数の割当て、通信方式の勧告を決める。標準化を担当する部門がITU-Tで、その成果はG.やH.で始まる番号の勧告として公表される。
最終更新:2026-10-09
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通信は相手と手順をそろえなければ成立せず、国境をまたぐ電話や無線は一国の都合だけでは決められない。周波数のように、隣り合う国が勝手に使えば互いに妨害してしまう資源もある。そこで各国の政府が集まり、割当てと方式を条約や勧告の形で合意する場が電信の時代から置かれ、通信技術の変化に合わせて役割を広げてきた。
具体例
ADSLの通信方式を定めたG.992、電話回線用モデムのV.90、映像圧縮のH.264、公衆電話網の番号計画を定めたE.164は、いずれもITU-Tの勧告である。日本からは総務省が政府の代表として参加し、国内の割当ては電波法で定めている。
試験での引っ掛け
標準化団体の担当分野の取り違えが定番。工業製品全般の国際規格はISO、電気・電子分野はIEC、通信と無線はITU、LANのIEEE 802シリーズはIEEE、インターネットの技術仕様はIETFがRFCとして出す。ITUは条約に基づく政府間機関であり、民間の任意団体ではない。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの9 企業と法務 > 5. 標準化関連 > (1) 標準・規格と標準化団体に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。