PDFとは?ぴーでぃーえふ
PDFとは、文字・図形・画像とその配置を1つのファイルにまとめ、閲覧する機種やOSが違っても同じ見た目で表示・印刷できる文書形式。アドビが開発し、現在はISO 32000として国際標準になっている。書体をファイル内に埋め込めるため、相手の端末に同じ書体が無くても行がずれない。
最終更新:2026-10-09
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ワープロや表計算のファイルは、開くソフトの版や端末に入っている書体が違うと行の折り返しが変わり、印刷結果まで作り手の意図とずれた。紙に刷った状態を相手に見せたいだけなのに、同じソフトを揃えてもらう必要があった。配布先の環境を選ばず作った側の見た目のまま渡せる形式が求められ、印刷機向けのページ記述言語の考え方を文書ファイルへ持ち込んで作られたのがPDFである。
具体例
IPAは試験の問題冊子や統計資料をPDFで公開しており、WindowsでもmacOSでもスマートフォンでも同じ体裁で読める。官公庁が配る申請書の様式や、上場企業が出す決算短信も同じ理由でPDFが使われている。
試験での引っ掛け
PDFは見た目を固定する形式であって、それ自体が編集を禁じる仕組みではない。印刷や編集の可否はパスワードや権限の設定で別に指定する。紙をスキャンして画像として取り込んだPDFは、そのままでは文字検索ができない点も狙われる。
関連用語
出た過去問
出典:令和5年度 公開問題 基本情報技術者試験 科目B 問6(IPA)
A社は、放送会社や運輸会社向けに広告制作ビジネスを展開している。A社は、人事業務の効率化を図るべく、人事業務の委託を検討することにした。A社が委託する業務(以下…
正解:B業務に従事する従業員が、攻撃者からの電子メールを複合機からのものと信じて本文中にあるURLをクリックし、フィッシングサイトに誘導される。その結果、A社の採用予定者の個人情報が漏えいする。
要点:初期設定が公開だとなりすましメールを作られる
複合機の初期設定情報はベンダーのサイトで公開されているため、差出人・件名・本文・添付ファイル名の書式を攻撃者が知ることができる。そのため複合機からの通知になりすました電子メールを容易に作れ、受け取った従業員が本文のURLを本物と信じてクリックしてしまう恐れがある。フィッシングサイトで利用者IDとパスワードを詐取されれば、採用予定者の個人情報の漏えいにつながる。このリスクを断つために初期設定からの変更が必要と評価された。
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 1. マルチメディア技術 > (1) マルチメディアに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。