PDCAサイクルとは?ぴーでぃーしーえーさいくる
PDCAサイクルとは、Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Act(改善)の4段階を順に回し、回すたびに前回の結果を次の計画へ反映して質を高めていく管理の型。1周で完結する手順ではなく、繰り返すごとに水準を上げていく点が要点である。
最終更新:2026-10-09
この語が出る過去問を解く →背景
改善は「やってみた」で止まりやすく、効果を測らなければ次に何を変えればよいかが決まらない。測って原因まで戻す道筋を型として決めたのがこのサイクルで、品質管理から広まってISO 9001などのマネジメントシステム規格に共通の骨格として組み込まれた。FEでは品質マネジメントやサービス改善の文脈で、各段階に当たる活動を選ばせる形で出る。
具体例
店舗の欠品を減らす取組みなら、発注点を見直す計画を立て、1か月その方法で運用し、欠品件数の推移で効果を測り、効果のあった発注ルールを手順書に反映して翌月の計画に組み込む、という一巡になる。
試験での引っ掛け
CheckとActの入れ替えが定番の誤り。結果を測って計画とのずれを確かめるところまでがCheckで、そのずれを受けて手順や計画そのものを直すのがAct。実行の途中で気づいた点をその場で直す行為はDoの中の話であり、Actではない。
関連用語
出た過去問
出典:平成28年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問56(IPA)
JIS Q 20000-1は,サービスマネジメントシステム(SMS)及びサービスのあらゆる場面でPDCA方法論の適用を要求している。SMSの計画(Plan)に含…
正解:権限,責任及びプロセスにおける役割についての枠組みの作成
要点:計画は枠組みづくり、導入運用はDo、レビューはCheck
PDCAのPlanは、目的と要求事項を満たすために必要な仕組みを設計・確立する段階である。権限や責任、プロセスにおける役割の枠組みを定めることは、この計画段階に含まれる。資金や予算を使った導入・運用はDo、マネジメントレビューはCheck、改善の実施はActに対応する。
出典:令和元年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問55(IPA)
サービスマネジメントシステムにPDCA方法論を適用するとき、Actに該当するものはどれか。
正解:サービスマネジメントシステム及びサービスのパフォーマンスを継続的に改善するための処置を実施する。
要点:ActはCheckの結果を受けて改善処置を実施する段階
PDCAのActは、CheckでのA監視・測定・レビューの結果を受け、仕組みそのものを継続的に改善する処置を行う段階である。Planでは方針や計画を定め仕組みを確立し、Doでそれを導入・運用し、Checkで結果を測定・報告する。改善の処置を実施すると述べているものがActに当たる。
出典・参考
公式シラバスの6 サービスマネジメント > 2. サービスマネジメントシステムの計画及び運用 > (1) サービスマネジメントシステムの計画と支援に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。