NOR(否定論理和)とは?のあ
NOR(否定論理和)とは、論理和(OR)の結果を反転した演算。入力がすべて0のときだけ1になり、それ以外は0になります。NAND(論理積ANDの結果を反転した演算)と同様、この1種類だけで任意の論理回路を構成できます。FEでは真理値表の穴埋めや等価な論理式の選択で問われます。
最終更新:2026-10-10
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回路の中では、「どちらかが1なら1」という結果をさらに反転して使いたい場面がある。ORとNOTを別々に置くと、部品も配線も増えてしまう。両方を一体にして1つの部品にしておけば、回路が小さく済み、同じ部品を並べるだけで他の演算も組み立てられるようになる。
具体例
2入力なら (0,0) のときだけ1で、ほかはすべて0です。2個のNORを互いの出力へたすき掛けに接続すると、1ビットを記憶できる回路(RSフリップフロップ)になります。前の入力を覚えていて出力が決まる回路(順序回路)の基本部品として登場します。
試験での引っ掛け
NORの出力が1になるのは「入力がすべて0」のときだけで、「どちらか一方が0」ではありません。またNOT(A) AND NOT(B) と等価であり、NOT(A) OR NOT(B) はNANDと等価です。
関連用語
出た過去問
出典:令和8年度 公開問題 基本情報技術者試験 科目A 問6(IPA)解説で登場
図の回路のA及びBに信号を入力したときに,Yに出力される信号のタイミングチャートとして,適切なものはどれか。
正解:Aは0から始まり途中1回だけ1になった後0に戻り,再度後半で1になる波形。Bは0から始まり,Aより遅れて1になる部分が2回ある波形。Yは0から始まり,A・Bの反転タイミングに合わせて0と1を切り替える波形。
要点:NANDでNOTを作る回路。全体としてYはNORになる
両入力に同じ信号を与えたNANDは否定として働くので、この回路はAの否定とBの否定をNANDに入力し、その出力をさらに否定している。NAND(¬A,¬B)は論理和A+Bと等しく、それを否定するのでYは否定論理和(NOR)になる。したがってYはAもBもともに0の期間だけ1になる波形が正しい。
出典・参考
公式シラバスの1 基礎理論 > 1. 離散数学 > (5) 論理演算に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。