フリップフロップとは?
フリップフロップとは、1ビットの情報を保持する順序回路の基本素子。論理ゲートの出力を入力側へ戻す帰還構造によって、電源が入っている間は状態を保ち続けます。RS型、D型、JK型、T型があり、レジスタやカウンタ、SRAMの構成部品になります。
基本情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2016年度〜2019年度)。
ふりっぷふろっぷ
フリップフロップの意味
1ビットの情報を保持する順序回路の基本素子。論理ゲートの出力を入力側へ戻す帰還構造によって、電源が入っている間は状態を保ち続けます。RS型、D型、JK型、T型があり、レジスタやカウンタ、SRAMの構成部品になります。
フリップフロップの具体例
RS型はセット入力で1、リセット入力で0を保持します。D型はクロックの立ち上がりのタイミングで入力Dの値を取り込んで保持するため、レジスタに多用されます。T型は入力があるたびに出力が反転するのでカウンタに使えます。
フリップフロップは試験でどう引っ掛けられる?
RS型でセットとリセットを同時に1にすると出力が不定になる、という禁止入力が定番の出題点です。またフリップフロップは電源を切ると内容が消える揮発性で、記憶の保持に再書込み(リフレッシュ)は不要な点がDRAMとの違いです。
フリップフロップと関連する用語
フリップフロップが出た過去問
メモリセルにフリップフロップ回路を利用したものはどれか。
正解:SRAM
要点:SRAMはフリップフロップ式でリフレッシュ不要。DRAMはコンデンサ式
SRAMは1ビットを複数のトランジスタで構成したフリップフロップ回路で保持するため、電源が供給されている間はリフレッシュ動作が不要で高速に読み書きできる。その分ビットあたりの回路規模が大きく、大容量化やコスト面では不利で、主にキャッシュメモリに使われる。
出典:平成28年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問22(IPA)メモリセルにフリップフロップ回路を利用したものはどれか。
正解:SRAM
要点:SRAMはフリップフロップで記憶しリフレッシュ不要
SRAMは1ビットを複数のトランジスタで構成したフリップフロップ回路で保持する。電源が供給されている限り状態が保たれるためリフレッシュ動作が不要で、高速だが1ビットあたりの回路規模が大きく高価になる。この特性からキャッシュメモリなど容量より速度が求められる用途に使われる。
出典:令和1年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問21(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。