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ARPとは?

ARP(Address Resolution Protocol:アドレス解決プロトコル)は、同じLAN(構内のネットワーク)の中で、通信相手のIPアドレスから、その機器のMACアドレスを調べるための決まり(プロトコル)。手順は2段階で、まず「このIPアドレスを持つ機器はMACアドレスを教えて」という問い合わせを、LANの全員あて(ブロードキャスト)に送る。次に、そのIPアドレスを持つ機器だけが、自分のMACアドレスを問い合わせた機器に返す。調べた対応はARPキャッシュ(一時的な対応表)にしばらく残り、同じ相手には問い合わせを省く。基本情報技術者試験のシラバスでは、TCP/IPで使うデータリンク層レベル(同じLANの中で隣の機器に届ける階層)のプロトコルとして扱う。相手が別のLANにいるときは、相手ではなく出口となるデフォルトゲートウェイのMACアドレスをARPで調べる。

最終更新:2026-10-09

試験情報

基本情報技術者試験の過去問では1問の解説で触れられています。

基本情報技術者試験の頻出用語/テクノロジ系

別名:アドレス解決プロトコル、Address Resolution Protocol、ARP(アドレス解決プロトコル)

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背景

LANの中で実際にデータを届けるときは、機器ごとに割り当てられたMACアドレスを宛先に書く必要がある。一方、アプリや人が知っているのはIPアドレスだけで、両者の対応表を人が全部の機器に手で設定するのは現実的でない。そこで、必要になったときに自動で問い合わせて対応を調べる仕組みとして、1982年にARPが定められた。

具体例

研究室のLANのプリンタ(IPアドレス192.168.1.50)に、ノートPCから初めて印刷するとき、PCはまずARPでプリンタのMACアドレスを問い合わせ、返ってきた値をARPキャッシュに覚えてから印刷データを送る。Windowsでコマンド「arp -a」を打つと、このキャッシュに残ったIPアドレスとMACアドレスの対応が一覧で表示される。直前に使ったプリンタのMACアドレスを調べる方法として、このarpコマンドが過去問の正解になった。

試験での引っ掛け

ARPはIPアドレスを割り当てる仕組みではない。IPアドレスを自動で貸し出すのはDHCP(動的ホスト構成プロトコル)で、過去問ではDHCPの説明の選択肢にARPが並ぶ。また、向きは「IPアドレス → MACアドレス」で、逆向き(MACアドレスからIPアドレス)を求めるのはRARPという別のプロトコル。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 1問の解説で触れられる
  • 分野:テクノロジ系
  • ARPはIPアドレスを割り当てる仕組みではない。