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疎結合マルチプロセッサとは?そけつごうまるちぷろせっさ

疎結合マルチプロセッサとは、プロセッサごとに専用の主記憶とOSを持つコンピュータを複数台つなぎ、通信でデータを受け渡しながら1つの仕事を分担するマルチプロセッサの構成。主記憶を取り合わないので台数を増やしやすく、1台が故障しても残りで処理を続けられる。その代わり、データの受け渡しはネットワークなどの通信を経由するため、密結合より時間がかかる。複数台をまとめて1台のように見せるクラスタ構成は、この形の代表である。

最終更新:2026-10-10

試験情報

基本情報技術者試験の頻出用語/テクノロジ系

別名:疎結合、疎結合マルチプロセッサシステム

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背景

主記憶を共有する密結合の構成は、台数を増やすとメモリの奪い合いで頭打ちになり、共有している部分が壊れると全体が止まる。そこで、それぞれが独立して動けるコンピュータを通信でつなぎ、仕事を分けて渡す形が使われるようになった。台数を足すことで処理能力を伸ばせる(スケールアウト)ので、大量の処理を扱う計算機や Web サービスの土台になっている。

具体例

理化学研究所のスーパーコンピュータ「富岳」は、CPU と主記憶を1組ずつ持つ計算ノードを15万台以上つなぎ、専用の高速なネットワークでデータをやり取りしながら1つの計算を分担する。各ノードは自分の主記憶だけを直接読み書きし、ほかのノードのデータは通信で受け取る。

試験での引っ掛け

「各プロセッサが独自の主記憶とOSを持つ」のが疎結合で、「主記憶を共有し1つのOSで管理する」密結合と取り違えさせる選択肢が出る。疎結合は通信の遅れがある代わりに台数を増やしやすく、1台の故障で全体が止まりにくい。密結合のほうが拡張しやすい、と逆に書いた選択肢は誤り。

関連用語

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 分野:テクノロジ系
  • 「各プロセッサが独自の主記憶とOSを持つ」のが疎結合で、「主記憶を共有し1つのOSで管理する」密結合と取り違えさせる選択肢が出る。