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密結合マルチプロセッサとは?みっけつごうまるちぷろせっさ

密結合マルチプロセッサとは、複数のプロセッサ(CPU)が1つの主記憶を共有し、1つのOSがそれらをまとめて管理するマルチプロセッサの構成。プロセッサどうしは共有している主記憶を読み書きするだけでデータを受け渡せるので、やり取りの待ち時間が小さい。反面、プロセッサを増やすほど主記憶やバス(部品どうしをつなぐ共通の通り道)の取り合いが増え、台数を2倍にしても処理能力は2倍にならない。台数を増やしたときの伸びの上限はアムダールの法則(並列にできない部分の割合が全体の速さを縛るという法則)で見積もる。

最終更新:2026-10-10

試験情報

基本情報技術者試験の頻出用語/テクノロジ系

別名:密結合、密結合マルチプロセッサシステム

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背景

1台のCPUを速くするだけでは処理能力の伸びに限界があり、CPUを複数載せて同時に働かせる発想が生まれた。ただしCPUごとに別々のメモリとOSを持たせると、CPUどうしのデータの受け渡しに通信の手間がかかる。主記憶とOSを1つにまとめれば、受け渡しはメモリへの読み書きで済み、利用者からは1台の速いコンピュータに見える。

具体例

Dell のサーバ PowerEdge R760 のように、1枚の基板にCPUを2個載せる「2ソケット」のサーバがこの形にあたる。2個のCPUは同じ主記憶を共有し、Windows Server や Linux といった1つのOSが、処理をどちらのCPUで動かすかを振り分ける。

試験での引っ掛け

「主記憶を共有する=密結合」「主記憶もOSもプロセッサごとに別=疎結合」の向きを逆に覚えさせる選択肢が出る。共有メモリなので通信は速いが、台数を増やすほど性能が比例して伸びるわけではない(主記憶とバスの競合がボトルネックになる)。また台数を増やした効果をアムダールの法則で計算するとき、並列化できない部分が残る限り、何台増やしても速度向上には上限がある。

関連用語

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 分野:テクノロジ系
  • 「主記憶を共有する=密結合」「主記憶もOSもプロセッサごとに別=疎結合」の向きを逆に覚えさせる選択肢が出る。