フェールオーバとは?フェールオーバ
フェールオーバとは、動いているサーバ(現用系・アクティブ)が故障したのを検知したとき、待機していた予備のサーバ(待機系・スタンバイ)が自動的に処理を引き継ぐこと。利用者から見るとサービスが止まらない、または短時間で復旧したように見える。故障した側を修理したあとで処理を元のサーバへ戻すことをフェールバックといい、この2つをセットで覚える。
最終更新:2026-10-09
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サーバが1台だけなら故障はそのままサービス停止になる。予備を用意しても、人が気づいて手で切り替えていては数時間かかる。そこで2台が「生きているか」の合図(ハートビート)を送り合い、途切れたら自動で切り替えるクラスタ構成が生まれた。基本情報では信頼性設計の中で、ホットスタンバイ・フォールトトレラントと並び、「切り替わるまでの時間」と「切替え時に処理を続けられるか」の観点で問われる。
具体例
Amazon RDSの「マルチAZ配置」は、データベースの複製を別のデータセンターに置き、現用系が止まると自動で複製側に切り替わるフェールオーバの仕組み。Windows Server の「フェールオーバークラスタリング」も同じで、利用者が接続する先の名前は変わらないため、切り替わったことに気づかないことも多い。
試験での引っ掛け
通信経路の障害と本体の故障を区別せずに切り替えると、両方のサーバが「自分が現用系だ」と思って同時に動いてしまうので、共有ディスクへの生存確認など複数の経路で確かめてから切り替える。フェールオーバ(予備へ)とフェールバック(元へ)の向きを逆にしない。フェールセーフ(故障時に安全側に倒す)やフェールソフト(機能を落として続ける)は別の概念。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。