満足性とは?まんぞくせい
満足性とは、JIS X 25010の利用時の品質モデルにある特性の一つで、利用者の要求がどれだけ満たされたと感じられるかの度合い。実用性・信用性・快感性・快適性という副特性に分かれる。数値の達成率では捉えきれない主観を扱うため、質問紙や評定尺度など測り方まで決めて要求にする。
最終更新:2026-10-09
基本情報を最短で暗記・合格する →背景
仕様どおりに動いているのに、使う側は不満を持っている——という食い違いは昔から起きてきた。作り手が測ってきたのは機能や速度といった製品そのものの性質で、利用者が実際の場面でどう感じたかは要求の外に置かれていたためである。利用時の品質という枠は、この抜けを埋めるために設けられた。基本情報では製品品質モデルの8特性との区別が問われる。
具体例
使いやすさを10問で測るSUS(システムユーザビリティスケール)は、満足性を数値にする代表的なものさし。大学の履修登録システムを入れ替えたあと、3か月たった時点でSUSを取り、前の点数を上回ったかを見る形で目標に組み込める。
試験での引っ掛け
主観だから要求にできない、と切り捨てるのは誤り。ものさしと測る条件を決めれば非機能要件として合意できる。また利用時の品質には有効性・効率性・リスク回避性・利用状況網羅性もあり、満足性が高くても目的が果たせていない(有効性が低い)ことはあるので、並べて評価する。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの4 開発技術 > 2. 設計 > (8) ソフトウェア品質に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。