リスク回避性とは?りすくかいひせい
リスク回避性とは、JIS X 25010の利用時の品質特性の一つで、経済状況・人間の生命や健康・環境に対する潜在的なリスクを緩和する度合いのこと。安全に関わる要求を明示して扱う根拠になり、社会的な影響が大きいシステムの設計で重視される。
最終更新:2026-10-09
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品質を「速いか」「使いやすいか」だけで測ると、めったに起きない代わりに起きたら取り返しがつかない被害が評価に入らない。実際に使う場面での品質として、金銭・人命・環境への影響を減らせているかを独立した観点に立て、要求として書けるようにしたのがこの特性である。
具体例
電子カルテなら、投薬量の桁を1つ多く入力したときに上限チェックと確認画面で止め、誤投与に至った件数をゼロに保つことを要求に書く。金融なら二重送金の金額影響、環境面なら消費電力や紙の使用量を指標に置く。
試験での引っ掛け
機密性・完全性といったセキュリティとは別の観点で、悪意の有無を問わない。誤操作や故障が人命・経済・環境へ及ぼす結果を対象にする。またフールプルーフやフェールセーフは実現手段であり、リスク回避性はその結果を測る特性という関係も混同しやすい。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの4 開発技術 > 2. 設計 > (8) ソフトウェア品質に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。