安全性指標とは?あんぜんせいしひょう
安全性指標とは、企業が借入れを返せるか、支払いに詰まらないかという財務の健全さを測る指標の総称。流動比率・当座比率・自己資本比率・負債比率などが該当し、主に貸借対照表の数値から計算する。もうけの効率を見る収益性指標とは別の軸で、短期の支払能力を見るものと、資本構成の健全さを見るものに分かれる。
最終更新:2026-10-09
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利益が出ている会社でも、支払期日に現金を用意できなければ事業は止まる。損益計算書が示すのはその期間にいくらもうけたかであって、いま抱えている借金を返せるかどうかは映らない。そこで資産・負債・純資産の組合せから、短期に払える力と借入れへの依存度を別立てで測る指標群が整えられた。黒字倒産を数字で先読みするための道具である。
具体例
流動資産1億2,000万円・流動負債8,000万円なら流動比率は150%となり、1年以内に払う分に対して1.5倍の手元資産がある計算になる。自己資本比率は総資産に占める返済不要な自己資本の割合で、高いほど借入れ依存が低いと読む。
試験での引っ掛け
安全性の指標と収益性の指標の取り違えが定番。自己資本比率は安全性、ROEやROAは収益性で、分母も分子も別物である。また流動比率は高いほど良いとは限らず、売れ残った在庫が流動資産に積み上がっても数値は上がるため、在庫を除いた当座比率と合わせて見る。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの9 企業と法務 > 3. 会計・財務 > (2) 財務会計と管理会計に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。