損益計算書とは?そんえきけいさんしょ
損益計算書とは、一会計期間にどれだけ稼ぎ、いくら使い、いくら残ったかという経営成績を表す財務諸表。売上高から売上原価を引いて売上総利益、販売費及び一般管理費を引いて営業利益、営業外の収益と費用を加減して経常利益、特別損益と税を差し引いて当期純利益と、段階を追って利益を示す構成になっている。
最終更新:2026-10-09
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会社が儲かっているかどうかは、手元の現金の増減だけでは分からない。掛け売りの代金はまだ入っておらず、仕入れた在庫は現金が出ていっても費用にはなっていないからである。そこで、現金の出入りではなく、その期間に属する収益と費用を対応させて並べる形が定められた。利益を段階に分けて示すのは、本業で稼いだのか、資金調達や一時的な要因で出た利益なのかを区別するためである。
具体例
売上高1,000万円、売上原価600万円なら売上総利益は400万円になる。販売費及び一般管理費が300万円であれば営業利益は100万円、ここから支払利息20万円を引くと経常利益は80万円である。営業利益は本業の稼ぎ、経常利益は資金調達まで含めた通常の稼ぎ、というように段階ごとの意味を読み分けられる。
試験での引っ掛け
貸借対照表との違いが定番。一定期間の成績を示すフローが損益計算書、ある一時点の財政状態を示すストックが貸借対照表である。利益の並びも問われ、売上総利益→営業利益→経常利益→税引前当期純利益→当期純利益の順になる。支払利息は本業の費用ではないため、営業利益ではなく経常利益の段階で差し引く点も狙われる。
関連用語
出た過去問
出典:平成28年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問78(IPA)解説で登場
財務諸表のうち,一定時点における企業の資産,負債及び純資産を表示し,企業の財政状態を明らかにするものはどれか。
正解:貸借対照表
要点:貸借対照表は一時点の資産・負債・純資産を示す
貸借対照表は、決算日という一時点における資産・負債・純資産の残高を対照表示し、企業の財政状態を示す。左側の資産合計と右側の負債・純資産の合計が必ず一致する。一定期間の経営成績を示す損益計算書とは、時点か期間かという点で対比される。
出典:平成29年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問77(IPA)解説で登場
財務諸表のうち、一定時点における企業の資産、負債及び純資産を表示し、企業の財政状態を明らかにするものはどれか。
正解:貸借対照表
要点:貸借対照表は一時点の財政状態を資産と負債で示す
貸借対照表は、決算日という一時点における資産・負債・純資産の残高を並べて示し、企業の財政状態を明らかにする。資産の合計と、負債および純資産の合計は必ず一致する。一定期間の成績を示す損益計算書とは、時点を切り取るか期間を集計するかという違いがある。
出典・参考
公式シラバスの9 企業と法務 > 3. 会計・財務 > (1) 企業活動と会計に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。