自己資本比率とは?じこしほんひりつ
自己資本比率とは、総資産のうち、返済の要らない自己資本(純資産)が占める割合。自己資本比率=自己資本÷総資産×100(%)で計算し、借入への依存度の低さ、すなわち財務の安全性を測る指標として使う。値が高いほど資金繰りが行き詰まりにくいとみなされる。
最終更新:2026-10-09
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会社は自分の金(自己資本)と借りた金(負債)の両方で資産をそろえるが、借りた分には返済期限と利息が付いてまわる。景気が悪化して売上が落ちたとき、返済のある資金の割合が高い会社ほど資金繰りが先に詰まる。その余裕の度合いを一目で比べられるようにしたのがこの比率で、貸借対照表の右側=どこから資金を調達したかの構成を見る指標にあたる。基本情報では財務諸表の読み取り問題として出る。
具体例
総資産1億円のうち自己資本が4,000万円なら、自己資本比率は40%になる。同じ利益額でも自己資本が小さい会社ほどROE(自己資本利益率)は高く出るため、安全性と資本効率は同時には上げにくい。上場企業の有価証券報告書やIR資料には、この比率が数年分並べて載っている。
試験での引っ掛け
安全性の指標であって収益性の指標ではない。ROAやROEは利益を資産や自己資本で割った収益性の指標で、分子が利益である点が違う。分母は自己資本ではなく総資産である向きも取り違えやすい。負債比率とは逆向きに動き、高いほど安全という読み方になる。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの9 企業と法務 > 3. 会計・財務 > (2) 財務会計と管理会計に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。