基幹系システムとは?きかんけいしすてむ
基幹系システムとは、受注・販売・在庫・生産・会計・人事給与など、会社の本業の取引を記録・処理するシステム。止まると出荷や請求ができなくなるため、正確さと止まらないこと(可用性)を最優先にする。これに対し、基幹系に貯まったデータを分析して意思決定や情報共有に使うのが情報系システムで、メール・グループウェア・BI(ビジネスインテリジェンス:データを集計・分析して経営判断に使う道具)などが入る。基幹系の業務をまとめて扱うパッケージが ERP(Enterprise Resource Planning:企業資源計画)。
最終更新:2026-10-10
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会社のシステムは「日々の取引を正しく回すもの」と「貯まったデータを活かすもの」で求められる性質が違う。前者は 1 件の誤りも許されず、後者は柔軟な集計が求められる。この違いを区別するために基幹系・情報系という分け方が使われる。
具体例
SAP の ERP 製品(SAP S/4HANA など)は、販売・購買・在庫・会計を 1 つのデータベースで扱う基幹系システムとして多くの大企業で使われている。ネット通販で注文すると在庫が引き当てられ、出荷・請求・売上計上へと流れるのが基幹系の働きで、その売上データを週ごとに集計して売れ筋を分析するのは情報系の役割になる。
試験での引っ掛け
情報系システムの例を基幹系に混ぜる選択肢が出る。データウェアハウス(分析用にデータを集めて貯める倉庫)・BI ツール・グループウェアは情報系で、基幹系ではない。また ERP は「基幹業務を統合するもの」で、CRM(顧客関係管理)や SFA(営業支援)とは目的が違う。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。