BI(ビジネスインテリジェンス)ツールとは?びーあいつーる
BI(ビジネスインテリジェンス)ツールとは、業務システムに蓄積されたデータを集計・可視化し、利用部門が自らの操作で分析できるようにするソフトウェア。ドリルダウン(全社→支店のように集計の単位を細かく掘り下げる操作)やスライシング(期間や商品など1つの条件で切り出して見る操作)で切り口を変えながら仮説を検証する用途で、経営の意思決定を支える基盤として問われる。
最終更新:2026-10-10
この語が出る過去問を解く →背景
業務システムのデータは、業務ごとに別々の表やファイルに置かれ、集計も、あらかじめ決めた帳票を作る側の仕事になりがちだった。見たい切り口が変わるたびに集計を作り直すのでは、仮説の検証を繰り返せない。データを集めて整え、切り口を自由に変えて集計できる仕組みを用意したのがBIツールである。
具体例
売上ダッシュボードで全社→事業部→支店→担当者と掘り下げ、想定より粗利が低い支店を特定する。情報システム部門に都度依頼して集計する運用に比べ、確認から施策までの時間が数日から数分に短縮される。
試験での引っ掛け
BIは「何が起きたか」を見るのが主目的で、将来を予測するデータマイニングや機械学習とは狙いが異なる。またデータの整備なしに導入しても、部門ごとに違う数値が出て意思決定が混乱する。
関連用語
出た過去問
出典:平成31年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問63(IPA)解説で登場
BI(Business Intelligence)の活用事例として、適切なものはどれか。
正解:業績の評価や経営戦略の策定を行うために、業務システムなどに蓄積された膨大なデータを分析する。
要点:BIは蓄積データを分析して経営判断に生かす仕組み
BIは、業務システムに蓄積された大量のデータを集計・分析して可視化し、経営判断や戦略立案に役立てる仕組みである。集計軸を自在に変えて掘り下げるOLAPやダッシュボードによる可視化などが用いられる。社外の公開資料を集める活動や、教育、ワークフローの電子化はいずれも別の分野の取組みである。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。