分岐命令とは?ぶんきめいれい
分岐命令とは、次に実行する命令の位置を、順番どおりの次ではない別の番地へ変える機械語命令。プログラムカウンタ(次に実行する命令の番地を持つ、CPUの中の置き場)の値を書き換えることで実現し、条件を判定してから飛ぶ条件分岐命令と、必ず飛ぶ無条件分岐命令がある。高水準言語のif文・繰返し・手続の呼出しは、最終的にこの命令に置き換えられる。
最終更新:2026-10-09
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コンピュータは主記憶に置かれた命令を、番地の小さい順に取り出して実行する。この仕組みだけでは、書いた命令を上から一度なぞるだけの機械にしかならず、条件によって処理を変えることも、同じ処理を繰り返すこともできない。取り出す位置そのものを命令で変えられるようにしたことで、判断と繰返しが表現できるようになった。プログラムが単なる手順の羅列以上のものになる分かれ目がここにある。
具体例
アセンブラでは、比較命令で2つの値を比べた直後に「結果が0なら指定の番地へ飛ぶ」命令を書き、条件が成立したときだけ処理を切り替える。Javaで書いたif文やfor文も、コンパイルするとこの比較と分岐の組合せになり、CPUは飛び先の番地から命令を取り出し直す。
試験での引っ掛け
分岐命令は、演算命令・転送命令・比較命令と並ぶ命令の種類の1つで、割込みとは別物である。割込みは外部の事象などで実行の流れが強制的に切り替わるもので、プログラムに書かれた分岐命令が自ら飛ぶのとは仕組みが違う。パイプライン処理(命令を流れ作業のように重ねて実行するため、次の命令を先に読み込んでおく方式)では、分岐命令で飛び先が変わると先に読み込んだ命令が無駄になり、性能が落ちる点も問われる。
関連用語
出た過去問
出典・参考
公式シラバスの2 コンピュータシステム > 1. プロセッサ > (6) プロセッサの動作原理に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。