パイプライン処理とは?ぱいぷらいんしょり
パイプライン処理とは、命令の取り出し(フェッチ)・解読(デコード)・実行などの各段階を独立した回路で並行して処理し、複数命令の処理を段階ごとに重ね合わせることでスループット(単位時間あたりの処理数)を高める方式。
最終更新:2026-10-09
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4段階のパイプライン(フェッチ・デコード・実行・書き戻し)では、1命令目が実行段階にあるとき2命令目はデコード段階、3命令目はフェッチ段階というように同時並行で処理が進む。ただし分岐命令などで先読みが無駄になる「パイプラインハザード」が起きると効率が落ちる。
試験での引っ掛け
パイプラインは1命令あたりの処理時間(レイテンシ)を短縮するのではなく、複数命令をまとめて処理したときの平均スループットを高める技術である点を混同しやすい。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成28年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問10(IPA)
RISCプロセッサの5段パイプラインの命令実行制御の順序はどれか。ここで,このパイプラインのステージは次の五つとする。 ①書込み ②実行とアドレス生成 ③命令デ…
正解:④,③,②,⑤,①
要点:5段パイプラインはフェッチ→デコード→実行→メモリ→書込み
パイプラインは1命令の処理を複数の段に分け、各段を流れ作業のように重ねて実行する方式である。処理の自然な順序は、まず命令を主記憶から取り出し、次にその内容を解読して必要なレジスタを読み出し、演算やアドレス計算を行い、必要ならメモリを参照し、最後に結果をレジスタへ書き戻す、という流れになる。したがって命令フェッチ→命令デコードとレジスタ読出し→実行とアドレス生成→メモリアクセス→書込みの順である。
出典・参考
公式シラバスの2 コンピュータシステム > 1. プロセッサ > (8) プロセッサの高速化技術に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。