ページングとは?ぺーじんぐ
ページングとは、プログラムから見たアドレス(論理アドレス)の空間と、主記憶の実際のアドレス(物理アドレス)の空間を固定長のページに区切り、ページ単位で主記憶と補助記憶をやり取りする仮想記憶方式。ページテーブル(どの論理ページが主記憶のどこにあるかの対応表)が論理ページ番号から物理ページ番号への対応を保持し、実行中に自動で番号を読み替える仕組み(動的アドレス変換)によって実アドレスへ読み替える。
最終更新:2026-10-09
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主記憶より大きなプログラムを動かすには、当面使わない部分を補助記憶へ追い出す必要がある。可変長で区切るセグメント方式では、出し入れを繰り返すうちに空きが細切れになり、合計では足りるのに大きな領域が取れなくなる。長さを固定に揃えれば、どの空き枠にもそのまま入るのでこの問題が消える。
具体例
論理空間が1Gバイトでページの大きさが2Kバイトなら、ページ数は1G÷2K=約52万個。1エントリ4バイトとすると、ページテーブルだけで約2Mバイトを占める。ページを8Kバイトへ広げればページ数は4分の1になり、テーブルも4分の1で済む。
試験での引っ掛け
ページサイズを小さくすると、ページの末尾に生じる未使用部分(内部断片化)は減るが、エントリ数が増えてページテーブルが大きくなり、入替えの回数も増える。どちらへも振り切れないトレードオフなので、「小さいほど良い」と単純化すると誤る。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成29年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問15(IPA)
ページング方式の説明として,適切なものはどれか。
正解:仮想記憶空間と実記憶空間をそれぞれ固定長の領域に区切り,対応づけて管理する方式
要点:ページングは仮想・実記憶を固定長ページで対応付ける
ページングは仮想記憶空間と実記憶空間の両方をページと呼ぶ固定長の区画に分け、ページテーブルで対応付けて管理する方式です。固定長なので外部断片化が起きにくく、必要なページだけを実記憶に載せられます。可変長の区画で管理するセグメンテーションと対比して覚えます。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。