ドライバ(テスト)とは?どらいば
ドライバ(テスト)とは、テストのときに、テストしたいモジュール(プログラムの部品)を呼び出す役をする、仮の上位モジュール。本物の上位モジュールがまだできていないとき、ドライバがテストデータを渡してテスト対象を呼び出し、返ってきた結果を受け取って確かめる。下位のモジュールから順に組み上げてテストするボトムアップテストで使う。反対に、テストしたいモジュールから呼び出される仮の下位モジュールはスタブと呼び、上位のモジュールから順に組み上げるトップダウンテストで使う。部品ごとに確かめる単体テストでも、部品を単独で動かすためにドライバやスタブを作る。
最終更新:2026-10-10
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プログラムを部品に分けて複数人で並行して作ると、部品ができあがる順番はそろわない。下位の部品が先にできても、それを呼び出す上位の部品が無ければ動かせず、テストができない。上位の部品の完成を待たずにテストを進めるために、呼び出す役だけをする小さなプログラムを仮に作るようになった。
具体例
内定者研修で、ネット通販の「注文確定」(上位)と「税込み金額の計算」(下位)を分担して作るとする。税込み計算が先にできたので、注文確定の代わりにドライバを作ってテストする。 税込金額 ← 税込計算(1000) 税込金額 を表示する 税率10%の決まりなら、ドライバが1000を渡して1100が返れば合格。0を渡して0が返るかなど、境目の値も同じように確かめる。ドライバは「呼び出して結果を受け取る」だけで、本物の注文確定が持つ在庫の確認や決済の処理は持たない。
試験での引っ掛け
ドライバとスタブの向きを逆にした選択肢が定番。ドライバは「テスト対象を呼び出す側(上位)の代わり」でボトムアップテストに使い、スタブは「テスト対象から呼び出される側(下位)の代わり」でトップダウンテストに使う。また、ここでいうドライバは、OSがプリンタなどの周辺機器を動かすためのデバイスドライバとは別物である。
関連用語
出た過去問
出典:令和元年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問48(IPA)
テストで使用するスタブ又はドライバの説明のうち、適切なものはどれか。
正解:ドライバは、引数を渡してテスト対象モジュールを呼び出す。
要点:ドライバは上位の代用で呼び出す側、スタブは下位の代用
単体テストでは、まだ完成していない周辺モジュールを仮のもので代用する。ドライバはテスト対象を呼び出す側の代用品で、引数を与えて対象を起動し結果を受け取る。スタブは逆に、テスト対象から呼び出される下位モジュールの代用品で、あらかじめ決めた値を返す。上位が未完成ならドライバ、下位が未完成ならスタブと覚えるとよい。
出典:平成31年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問17(IPA)
デバイスドライバの説明として、適切なものはどれか。
正解:PCに接続された周辺機器を制御するソフトウェア
要点:デバイスドライバは周辺機器を制御しOSと仲介する
デバイスドライバは、周辺機器ごとの固有の制御手順をOSやアプリケーションから隠し、共通の手続きで機器を扱えるようにするソフトウェアである。機器を追加するときは対応するドライバを組み込む必要があり、OSが標準で持つ場合も機器メーカーが提供する場合もある。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。