エンタープライズアーキテクチャとは?えんたーぷらいずあーきてくちゃ
エンタープライズアーキテクチャとは、組織全体の業務とシステムを、ビジネス・データ・アプリケーション・テクノロジという4つのアーキテクチャ(体系)から統一の手法でモデル化し、全体最適を目指す設計・管理手法。現状と目指す姿の両方を描き、その差を埋める移行計画までを扱う。
最終更新:2026-10-09
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部門ごとに都合のよいシステムを個別に作ると、同じ顧客のデータが複数の場所で別々に管理され、つなぎ込みの費用と食い違いが積み上がる。個別最適をいくら重ねても全体は良くならないため、組織全体を1枚の設計図として描き、業務とシステムを同時に見直す必要が生じた。日本では政府の業務・システム最適化の取組みで用いられ、FEでは4層の対応が問われる。
具体例
自治体が住民記録・税・福祉それぞれの業務フローと、扱うデータ項目、担当するアプリケーション、載せる技術基盤の関係を4層で書き出し、同じ住民情報を別々に持っている重複を洗い出して統合する、といった使い方をする。
試験での引っ掛け
4つの体系がそれぞれ何を整理するのか(業務/データ/アプリケーション/技術基盤)を対応させる設問が定番。DFDやE-R図、UMLは各層を描くための記法であってEAそのものではない。現状(As-Is)を描いて終わるものでもなく、目指す姿との差を埋める計画までが範囲である。
関連用語
出た過去問
出典:平成28年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問61(IPA)
エンタープライズアーキテクチャ(EA)を説明したものはどれか。
正解:各業務と情報システムを,ビジネス,データ,アプリケーション,テクノロジの四つの体系で分析し,全体最適化の観点から見直すための技法である。
要点:EAはビジネス・データ・アプリ・技術の4体系で全体最適を図る
エンタープライズアーキテクチャは、組織の業務と情報システムを、ビジネス・データ・アプリケーション・テクノロジという4つの体系に分けて現状と理想像を描き、全体最適の観点から見直すための枠組みである。部門ごとの個別最適で生じた重複や不整合を、全体を俯瞰して解消することを狙いとする。
出典:平成28年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問62(IPA)
エンタープライズアーキテクチャの“四つの分類体系”に含まれるアーキテクチャは,ビジネスアーキテクチャ,テクノロジアーキテクチャ,アプリケーションアーキテクチャと…
正解:データアーキテクチャ
要点:EAはビジネス・データ・アプリケーション・テクノロジの4体系
エンタープライズアーキテクチャは、ビジネス(政策・業務)、データ、アプリケーション、テクノロジの4体系で組織全体を捉える枠組みである。データアーキテクチャは、業務で扱う情報の内容や構造、相互の関係を整理する層にあたる。この4つの並びを丸ごと覚えておくとよい。
出典:平成31年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問61(IPA)
エンタープライズアーキテクチャを構成するアプリケーションアーキテクチャについて説明したものはどれか。
正解:業務プロセスを支援するシステムの機能や構成などを体系的に示したもの
要点:アプリケーションアーキテクチャは業務を支える機能と構成
エンタープライズアーキテクチャは、ビジネス、データ、アプリケーション、テクノロジの四つの体系で企業を可視化する枠組みである。このうちアプリケーションアーキテクチャは、業務プロセスを支えるシステムがどのような機能をもち、どう構成されるかを整理したものである。データの構造はデータアーキテクチャ、技術要素はテクノロジアーキテクチャ、業務の流れはビジネスアーキテクチャが扱う。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。