アーキテクチャとは?あーきてくちゃ
アーキテクチャとは、システムを構成する要素の分け方と、要素どうしのつなぎ方を定めた全体の骨組み。個々の処理の書き方ではなく、どこに何を置き、どの順で呼び、何を共有するかという設計の土台を指す。後から変えると影響が全体に及ぶため、設計の初期に決めて以降の判断の前提にする。
最終更新:2026-10-09
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規模が小さいうちは、良い部品を集めれば良いシステムになる。しかし要素が増えると、性能・可用性・変更のしやすさといった性質は、部品の良し悪しよりも、どう組み合わせたかで決まるようになる。個別の実装に取りかかる前にその組み合わせ方を明示して合意しておかないと、後から直しようのない性質が確定してしまう。だから設計の最初に置かれる。
具体例
Netflixは、機能ごとに独立して更新できるマイクロサービスアーキテクチャで動画配信を支えている。一方、同じ言葉でも命令セットアーキテクチャは、CPUが解釈する命令の体系を指し、ArmとIntelでは同じ機械語がそのままでは動かない。
試験での引っ掛け
アーキテクチャは、個々の画面やモジュールの設計より上位にある、全体構造の取り決めを指す。命令セットアーキテクチャ、エンタープライズアーキテクチャのように修飾語で対象が変わるため、何についての骨組みの話なのかを必ず確かめてから読む。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成28年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問61(IPA)
エンタープライズアーキテクチャ(EA)を説明したものはどれか。
正解:各業務と情報システムを,ビジネス,データ,アプリケーション,テクノロジの四つの体系で分析し,全体最適化の観点から見直すための技法である。
要点:EAはビジネス・データ・アプリ・技術の4体系で全体最適を図る
エンタープライズアーキテクチャは、組織の業務と情報システムを、ビジネス・データ・アプリケーション・テクノロジという4つの体系に分けて現状と理想像を描き、全体最適の観点から見直すための枠組みである。部門ごとの個別最適で生じた重複や不整合を、全体を俯瞰して解消することを狙いとする。
出典:平成28年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問62(IPA)
エンタープライズアーキテクチャの“四つの分類体系”に含まれるアーキテクチャは,ビジネスアーキテクチャ,テクノロジアーキテクチャ,アプリケーションアーキテクチャと…
正解:データアーキテクチャ
要点:EAはビジネス・データ・アプリケーション・テクノロジの4体系
エンタープライズアーキテクチャは、ビジネス(政策・業務)、データ、アプリケーション、テクノロジの4体系で組織全体を捉える枠組みである。データアーキテクチャは、業務で扱う情報の内容や構造、相互の関係を整理する層にあたる。この4つの並びを丸ごと覚えておくとよい。
出典:平成30年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問63(IPA)解説で登場
SOAを説明したものはどれか。
正解:サービスというコンポーネントからソフトウェアを構築することによって,ビジネス変化に対応しやすくする。
要点:SOAはサービス単位の部品を組み合わせて変化に対応する
SOA(サービス指向アーキテクチャ)は、業務機能を再利用可能な「サービス」という単位で部品化し、それらを組み合わせてシステムを構築する考え方である。業務の変化に応じてサービスの組合せを変えるだけで対応できるため、ビジネスの変化に追随しやすくなる。
出典:平成30年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問62(IPA)解説で登場
SOAの説明はどれか。
正解:ソフトウェアの機能をサービスという部品とみなし、そのサービスを組み合わせることによってシステムを構築する概念のこと
要点:SOAはサービスという部品を組み合わせてシステムを作る
SOA(サービス指向アーキテクチャ)は、業務上の機能を「サービス」という独立した部品として定義し、それらを組み合わせてシステムを構築する考え方である。業務の変更時にはサービスの組合せを変えるだけで済み、変化に対応しやすくなる。
出典・参考
公式シラバスの4 開発技術 > 2. 設計 > (2) システム設計に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。