SOAとは?えすおーえー
SOAとは、Service Oriented Architecture(サービス指向アーキテクチャ)の略で、業務上意味のある機能単位を独立した「サービス」として作り、それらを組み合わせてシステムを構築する設計の考え方。業務が変わったときは、サービスの組合せを変えることで対応する。
最終更新:2026-10-09
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業務ごとに一枚岩のシステムを作ると、同じ「在庫を確認する」処理が部門の数だけ作り込まれ、法改正や商習慣の変化のたびにすべてを直すことになる。共通の機能を外から呼べる形で切り出しておけば、変更は1か所で済み、新しい業務は既存の部品の組み替えで立ち上がる。基本情報技術者試験ではクラウドやシステム構成の文脈で出題される。
具体例
「顧客情報照会」「在庫確認」「決済処理」をそれぞれ独立したサービスとして用意し、店舗用アプリ、通販サイト、コールセンター用画面が必要なサービスを呼び出して使う形。近年のマイクロサービスも、系譜としてはこの考え方を受け継いでいる。
試験での引っ掛け
SOAは設計の考え方であって、特定の製品名や通信方式の名前ではない。SOAP(XML形式のメッセージでサービスを呼び出す方式)やREST(Webの仕組み(URLとHTTP)でサービスを呼び出す方式)は実現手段にすぎず、これらをSOAの定義に据えた選択肢は誤り。分割の単位は業務として意味のあるまとまりであり、クラス(データと処理をまとめたプログラムの部品)や関数といったプログラム内部の部品分割とは粒度が違う。
関連用語
出た過去問
出典:平成29年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問62(IPA)
SOAを説明したものはどれか。
正解:ビジネスプロセスの構成要素とそれを支援するIT基盤を、ソフトウェア部品であるサービスとして提供するシステムアーキテクチャのこと
要点:SOAは業務機能をサービス部品として組み合わせる設計
SOAは、業務上の機能を独立した「サービス」という単位のソフトウェア部品として実装し、それらを組み合わせてシステムを構築するアーキテクチャである。業務手順が変わってもサービスの組合せ方を変えるだけで対応でき、変化に強い構造になる。設計思想であって、製品や契約文書の名前ではない点に注意したい。
出典:平成30年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問63(IPA)
SOAを説明したものはどれか。
正解:サービスというコンポーネントからソフトウェアを構築することによって,ビジネス変化に対応しやすくする。
要点:SOAはサービス単位の部品を組み合わせて変化に対応する
SOA(サービス指向アーキテクチャ)は、業務機能を再利用可能な「サービス」という単位で部品化し、それらを組み合わせてシステムを構築する考え方である。業務の変化に応じてサービスの組合せを変えるだけで対応できるため、ビジネスの変化に追随しやすくなる。
出典:平成30年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問62(IPA)
SOAの説明はどれか。
正解:ソフトウェアの機能をサービスという部品とみなし、そのサービスを組み合わせることによってシステムを構築する概念のこと
要点:SOAはサービスという部品を組み合わせてシステムを作る
SOA(サービス指向アーキテクチャ)は、業務上の機能を「サービス」という独立した部品として定義し、それらを組み合わせてシステムを構築する考え方である。業務の変更時にはサービスの組合せを変えるだけで済み、変化に対応しやすくなる。
出典・参考
公式シラバスの7 システム戦略 > 1. 情報システム戦略 > (2) エンタープライズアーキテクチャに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。