磁気ディスクのアクセス時間とは?じきでぃすくのあくせすじかん
磁気ディスクのアクセス時間とは、ヘッドを目的のシリンダへ動かし、目的のセクタが回ってくるのを待ち、そこで読み書きする——この3段の所要時間を積み上げたものが1回のアクセス時間になる。3段目にあたる転送時間は、データ量を1トラックの記憶容量で割り、1回転の時間を掛けて求める。
最終更新:2026-10-06
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半導体メモリと違い、機械的にヘッドを動かして目的の場所が回ってくるのを待つため、アクセス時間は容量ではなく回転数と機構で決まる。しかも位置によってばらつくので、待ち時間の上限を保証できない。データを連続領域にまとめる、要求の順序を並べ替えるといった工夫がなぜ効くのかも、この内訳を押さえていれば説明できる。
具体例
7,200rpmの装置は1回転が約8.3ミリ秒なので、待ち時間は平均でその半分の約4.2ミリ秒になる。ここに平均シーク8ミリ秒と転送0.5ミリ秒を足すと1回あたり約12.7ミリ秒で、単純に並べれば毎秒80回に届かない。
試験での引っ掛け
待ち時間を1回転ぶんと取り違えるのが定番で、平均で見れば半分になる点をまず押さえる。rpmは毎分の回転数なので、1回転の時間をミリ秒で出すには60,000をrpmで割る、という換算も落としやすい。
関連用語
出た過去問
出典:平成31年度 春期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問4(IPA)
回転数が4,200回/分で、平均位置決め時間が5ミリ秒の磁気ディスク装置がある。この磁気ディスク装置の平均待ち時間は約何ミリ秒か。ここで、平均待ち時間は、平均位…
正解:12
要点:平均回転待ち時間は半回転分の時間として求める
平均回転待ち時間はディスクが半回転するのに要する時間で求める。毎分4,200回転なら1回転は60秒÷4,200=約14.3ミリ秒なので、その半分の約7.1ミリ秒が平均回転待ち時間となる。平均位置決め時間5ミリ秒を加えると約12.1ミリ秒であり、最も近い値は12である。
出典:令和4年度 秋期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問4(IPA)
回転数が4,200回/分で、平均位置決め時間が5ミリ秒の磁気ディスク装置がある。この磁気ディスク装置の平均待ち時間は約何ミリ秒か。ここで、平均待ち時間は、平均位…
正解:12
要点:平均回転待ち時間は半回転の時間、ここでは約7.1ミリ秒
平均回転待ち時間はディスクが半回転する時間に等しい。4,200回/分では1回転が60秒÷4,200=約14.3ミリ秒なので、その半分の約7.1ミリ秒が平均回転待ち時間となる。ここに平均位置決め時間5ミリ秒を加えると約12.1ミリ秒であり、選択肢では12が最も近い。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。